2015.12.25
ブートキャンプやエミュレーションソフトを利用して、Macでウィンドウズを動かすためのテクニックを解説します
エルキャピタン導入が不安?
OS Xをアップグレードすると、特定のハードやソフトに不具合が起きることはよくあります。特にエルキャピタンについては不具合が多いような印象です。
筆者の環境では、エルキャピタンにアップグレードしたところ、過去のメールの読み込みができなくなり、送信済みメールを全削除する羽目になりました。
また、愛用の「ハッピー・ハッキング・キーボード・ライト2」もドライバが未対応なので、[英数]キー、[かな]キー、[コマンド]キーなどの特殊キーが使えなくなりました。本誌の記事を書いている以上、ヨセミテに戻すわけにもいかず、慣れないキーボードでイライラしながらこの原稿を書いているわけです。
筆者のようにアップグレード時のトラブルに遭遇しないために、読者の皆さんにぜひ利用していただきたいのが、仮想化ソフトです。「パラレルス・デスクトップ」や「VMウェア・フュージョン」は最新版でOS Xエルキャピタンの仮想化に対応しているので、アップグレード前にエルキャピタンの仮想マシンを作成し、ソフトやハードの動作検証をすることができるのです。