【第1回】第一章 最初の一言 | マイナビブックス

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第一章 最初の一言

 

 

 当たり前の事だが、人の基本は「挨拶」から。

 でも、残念ながらキチンと出来ない人も多くない。悲しい事だけど……。

 だからと言って、その人達と同じレベルまで自分を下げる事はない。悪いマネをする必要も無い。

 もしかすると、キチンと挨拶出来ない理由があるのかも知れない……。自分に問題があるのかも知れない。

 だから、そんな人へも勇気を持って自分から挨拶してみよう!

 最初は無視をされたり、嫌な顔をされたりするかも知れない。けれど、自ら挨拶する事で最初の1歩を先行出来る。ある意味で、精神的に自分優位に進める事が出来る。先手必勝の精神だ。挨拶は勝ち負けではないけど。

 そのためには、滑舌良く、笑顔で元気に気持よく挨拶してみる事が大事だ。静かでもイイから迫力が大事だ。

 挨拶した相手の顔が少しでも曇っていたら、まだまだ自分が相手に対して曇った目で見ている合図。

 表面的に挨拶しても、そこに心がなければ見ぬかれてしまう。だから、相手はそれを見抜き、心がない事を察知し、表情に映してしまう。態度に映してしまう。

 まさしく「挨拶は自分の心を見る鏡」。

 相手の表情、態度こそが今の自分の心そのものなのだ。

 英語で「Give and take」という言葉を知っているだろう。先に与えてから手に入れる。

 挨拶も自分から、心を込めて笑顔で挨拶すれば、きっと心のこもった笑顔のお返しがある。

 その笑顔を受け取る事が出来た時、清々しい気持ちで接する事が出来、相手から素直な気持ちで得られるはずだ。

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