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昭和流行語グラフィティ 第三巻

【第09回】昭和52年(1977)

2016.03.16 | 現代言語セミナー

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昭和52年(1977)

新年早々、ロッキード事件の初公判が開かれ、成田空港反対運動の象徴「大鉄塔」は横倒しに、そして日本赤軍が日航機ハイジャックというなかで、樋口久子が全米女子プロで日本人初優勝、王756号ホームラン世界新達成の朗報もきかれた。

 

よっしゃ よっしゃ

1月27日、東京地裁でロッキード事件、丸紅ルートの初公判が開かれた。検察側の冒頭陳述で田中角栄被告は丸紅の5億円提供にともなう請託に対し「よつしゃ、よっしゃ」と諾意を示したと述べた。
被告弁護団は、新潟出身の田中がそのような関西風の表現はとらないと反論したが、請託と受託の事実はあったと認定され、事実か否かとは関係なく、いかにも田中角栄らしい言葉として流布した。

 

保父

保母に対して保父。3月15日に児童福祉法施行令が一部改正され男性の保育者が認められるようになった。

 

普通の女の子に戻りたい

ラン、スー、ミキの人気グループ「キャンディーズ」が、7月、ファンの前で「普通の女の子に戻りたい」と引退宣言した。
翌年の4月4日に後楽園球場で行なわれた「さよならコンサート」には5万人を超えるファンが集まった。

 

~のてんまつ

川端康成の自殺を扱った臼井吉見の話題作『事故のてんまつ』から流行した言い方。

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