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昭和流行語グラフィティ 第一巻

【第06回】昭和6年(1931)

2016.02.23 | 現代言語セミナー

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昭和6年(1931)

雑誌『少年倶楽部』から「のらくろ」が、町の紙芝居から「黄金バット」と、二大ヒーローが誕生したこの年、三月事件、十月事件と二つの軍事クーデター(いずれも未遂)や満州事変の勃発と、軍国日本への一歩が踏み出されていった年でもあった。

 

テクシー

テクテク歩くこと。昭和初期の不況の中、有料のタクシーより、無料のテクシーが流行した。

 

のらくろ

この年の1月から雑誌『少年倶楽部』に田河水泡の「のらくろ二等卒』が連載開始。
生まれてすぐに川に捨てられたやせっぽっちののら犬黒吉が軍隊に入隊し、二等兵から次々と進級、ついには少佐にまで出世していくというストーリーは当時の子供たちに、夢と希望を与え、人気者となった。般化した。

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