今年9月の日本能率協会主催の「調達・購買革新大会」でトヨタ自動車の調達部門担当常務の特別講演でも触れられていましたが、今でもトヨタ自動車の調達部門の拠り所になっていると言われる豊田喜一郎氏の「購買係心得長」について今回は書きたいと思います。
豊田喜一郎氏はトヨタ自動車の創業者であり、2代目の社長です。「購買係心得長」は豊田喜一郎氏が昭和12年に常務の時に書かれた14カ条の規範であり、その当時は購買係はたった10名程度の人員だったようです。
今回はその中で前半の7カ条をご紹介します。
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購買係心得
<第1条>
受け持ち部品の材料の良否、値段、工作の良否、工賃等を研究し、常に材料の原価及び適切な工賃より計算して、無理のない範囲内で最も安く優秀な部品の買い入れに努力すること。
<第2条>
納期に無理が生じないように注文を出し、予定の納期に必ず納入させるように努力すること。
豊田喜一郎氏はトヨタ自動車の創業者であり、2代目の社長です。「購買係心得長」は豊田喜一郎氏が昭和12年に常務の時に書かれた14カ条の規範であり、その当時は購買係はたった10名程度の人員だったようです。
今回はその中で前半の7カ条をご紹介します。
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購買係心得
<第1条>
受け持ち部品の材料の良否、値段、工作の良否、工賃等を研究し、常に材料の原価及び適切な工賃より計算して、無理のない範囲内で最も安く優秀な部品の買い入れに努力すること。
<第2条>
納期に無理が生じないように注文を出し、予定の納期に必ず納入させるように努力すること。