【第14回】第六十一話 ステイクホルダーマネジメントの重要性 | マイナビブックス

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目指せ購買改革! ~会社を強くする調達・購買部門の作り方~ 第二巻

【第14回】第六十一話 ステイクホルダーマネジメントの重要性

2016.12.06 | 野町直弘

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今回は「ステイクホルダーマネジメント」について書きます。
 
私は調達・購買部門の重要な機能はコーディネートであり、ハブ機能だと思っています。
 
所謂「お取引先」であるサプライヤとの関係性は言うまでもありません。
しかし、重要なのは「サプライヤ」との関係性だけではありません。
 
90年当初「コーポレートマネジメント」という言葉が生まれて「会社は誰のものか?」という議論が始まり、日本の企業統治も大企業を中心に米国型に移行しました。そういう中で株主や一般市民、従業員、地域住民、マスコミ等の「ステイクホルダー」との関係性をより重視するという考え方が一般的になってきました。
 
それでは購買部門にとっての「ステイクホルダー」とは誰のことを指すのでしょうか?
 
私は購買部門にとってのステイクホルダーは4者だと考えます。
「マネジメント」「ユーザー」「仕様設定者」それから「サプライヤ」です。
 
「マネジメント」とは企業経営者だったり、事業部長だったりします。多くの企業で経営者に対するステイクホルダーマネジメントができていないのが実態です。言い換えれば期待値管理です。

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