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目指せ購買改革! ~会社を強くする調達・購買部門の作り方~ 第二巻

【第05回】第五十二話 原料高騰に打ち勝つ現場学!

2016.08.24 | 野町直弘

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「原料高騰に打ち勝つ!」というテーマは昨今では購買部門だけでなく経営全体の課題となってきています。
 
原料高騰に対する取り組みとしてある雑誌では、1・軽量化(VE)、2・代替燃料化、3・共同購買、4・川上での原料確保(サプライヤマネジメント)、5・プロセス改善の5つの取組を紹介していますが、どれも原料が高騰しているからやらなければならない、というよりも「通常のコスト削減の取組そのもの」とも言えます。
 
先日このメルマガで取り上げたリサイクルの取組推進等も含めて「決まったものを安く買う」からの発想の転換が必要ですし、これらの5つの取組みはこれで進めていかなければならないのですが、短期的な取組とは言い難く、どれも効果が出るまでに時間を要する中長期施策です。
 
一方で、バイヤーとしては「今何をするか?」という短期的視点も重要です。
原材料高騰の場面でバイヤーは何をすべきか、ということですが、教科書的には
①長期契約の締結による市況高騰リスクの回避
②デリバティブ等のファイナンス手法でリスクをヘッジする
③市況の専門家を設置し市況変動やリスク発生の兆候を早期に検出する
 
加えて有効な施策としては、
④サプライヤの集約ではなく分散を図る
(これは基本的なリスク管理の手法ですが、特に市況が高騰している断面では、新規の取引に積極的なサプライヤとの取引を追加することで、市況高騰の価格反映を妨げる。また、これによりサプライヤ1社あたりの購買量(注文量)は減少しますが、サプライヤ側としては当然売上の大きい取引先との価格交渉を始めに行うわけですから、購買量の減少により、サプライヤへの影響度を低減することにもつながる)
 
を上げています。

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