【第4回】第二章 しかし、イスラムは恐い ―(1) | マイナビブックス

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日本語老教師、イスラムへ往く

【第4回】第二章 しかし、イスラムは恐い ―(1)

2015.07.16 | 半因坊楽庵

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イスラム入門

 

「イスラムは恐くない」

 第一感そうおもう。しかし、そう言ったあとに・・・・なぜか、霧のようなものが意識の中にわき上がってくる。

(ほんとうに、そう言い切れるだろうか?)

 霧の正体・・・・それは、信徒たちがモスクで揃って平伏し、懸命に祈る姿が、あまりにも敬虔であるがゆえに、反って感じてしまう、一種の不安・・・・。

 かれらの徹底した服従と献身が、なにかの拍子で、神への祈り以外に向けられたら、一体どうなるのか・・・・フッと戦慄(せんりつ)が走るのだ。

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