【第6回】英国を中心とした外国政府の、当時の日本に対する情勢分析(5) | マイナビブックス

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アーネスト・サトウの見た明治維新

【第6回】英国を中心とした外国政府の、当時の日本に対する情勢分析(5)

2015.08.05 | 山崎震一

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①当時の日本

 日本人は大の旅行好きで、本屋の店頭には宿屋、街道、道のり、渡船場、寺院、産物、そのほか、旅行者が必要な事柄を細かく書いた、旅行案内の印刷物が沢山置いてあった。相当良い地図も容易に手に入り、精密な縮尺で描かれたものではないが、それでも実際に役立つだけの、地理上のあらゆる細目にわたって書いてある。東海道の行程は、京都の伏見から江戸まで、320マイルの旅で、計算上?16日要する。また、その道中での、駕篭による一日の行程は、?20マイル弱(1時間約3マイル)ほどであった。

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