【第4回】英国を中心とした外国政府の、当時の日本に対する情勢分析(3) | マイナビブックス

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アーネスト・サトウの見た明治維新

【第4回】英国を中心とした外国政府の、当時の日本に対する情勢分析(3)

2015.07.17 | 山崎震一

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④1866年3月(慶応2年)ジャパンタイムズの記事

 サトウは横浜の外国居住民あてに発刊していたジャパン・タイムズの主幹、チャールズ・リッカービーとの縁で、日本国内の旅行記、社会情勢などの記事を連載していた。その中で、幕府と締結した通商条約の恩恵は、幕府の直轄地の住民だけで、この国の大部分の人々と、外国人との間を断ち切るものである。そして、各種の公文書を翻訳している間に、将軍自身は自分を単に、ミカドの第一の臣下以上の、何物でもないとの考えでいることがわかってきた。そこで、条約の新たな改正と、日本政府の組織の改造を求める記事を掲載した。

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