2018.04.18
特別企画 [PR] Web Designing 2018年6月号
農業+クリエイティブで、生活も仕事も活きてくる 岡脇さんにとっての“PLUS”
広島で活動する岡脇由泰氏は、農業とクリエイティブな活動をベースとした「半農半クリエイティブ」というライフスタイルを実践している。
農業はいつも日常にあった
岡脇由泰さんは、2012年に東京から地元の広島へ移住し、現在は家業の農業と制作を両立した“半農半クリエイティブ”なライフスタイルを実践している。広島への移住は大胆な決断ではなく、ごく自然な流れだったと岡脇さんは話す。
「実家が代々専業農家で、父は50歳前まで兼業農家でした。そんな家族の働き方が自分に大きな影響を与えています」
フリーランスとして福岡や東京で働いていた20年近く前から、繁忙期には帰省して農作業を手伝ったり、東京や広島を行き来しながらリモートワークで協業したり、当時から組織に縛られない働き方をしていたそうだ。
「季節ごとに野菜を生産しているので、基本のスケジュールを立てつつ、流動的に働いています。たとえば、GW明けからは『朝もぎ野菜』の出荷が始まるので、朝5時から畑へ出ます。朝食の後にメールチェック、夏の暑い時間帯は畑仕事はできないので、その時間を有効に使っています」
半農半クリエイティブ。時々、先生も
季節や天候に合わせて農業をしながら、時間を有効に使って制作を行う。
「土地を耕して、そこに何の種を蒔くか考える。種を蒔いたら今度は世話をしないと。野菜を収穫したら、それを購入したくなる魅力的な商品にする…。農業ってものづくりの原点だなと。これは実家が農家だったからこそ気づけたことで、本当にありがたいですね」
現在、岡脇さんはデジタルハリウッドSTUDIO広島で講師としてWeb制作を教えながら“半農半クリエイティブ。時々、先生”という忙しい日々を過ごしている。
「子供のことや家族や地域との距離が近くなった分、自分の時間は少なくなりましたが(苦笑)、今はそれも面白いなと思っています。これまで経験したすべてが現在に繋がっているんだなと、最近都度に感じることも多く、あらためていろいろな方々との出会いや繋がりに感謝しています」
企画協力:デジタルハリウッド株式会社