早さだけじゃない、ものづくりの時間軸を体感|WD ONLINE

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特別企画 [PR] Web Designing 2018年2月号

早さだけじゃない、ものづくりの時間軸を体感 菊池さんにとっての“PLUS”

東京と京都を拠点に活動するアートディレクターの菊地あかねさんは、場所も時間も超えて、伝統文化と最新技術を結びつける。

腕一本で仕事する人に憧れて

菊地あかねさんは、2016年にAkane Kikuchi Designを起ち上げ、現在は東京と京都を拠点にアートディレクターとして活躍している。彼女の柔和な話し方の中に、芯の強さを感じるのはなぜだろう。

「仙台の高校卒業後、単身ニューヨークへ渡米しました。デザインを学ぶつもりでしたが、日本を離れたことで伝統文化へ強い興味を持ち、帰国後は芸者に弟子入りし、デザイナーとして働きながら、デジタルハリウッドでプログラミングを学びました。時間を惜しまず、怖いもの知らずでしたね」 

彼女がデジタルハリウッドを選んだのは、恩人と慕う人物がデジタルハリウッド大学出身で、サンフランシスコのIT 企業に腕一本で挑む姿に憧れたそうだ。当時の友人とは、卒業後も一緒に仕事をするなど、良い関係が続いていると、菊地さんは話す。

独立後、広告デザインだけではなく、東京友禅のブランド「TOKYO COLOR」の企画運営など、伝統文化に関するデザインワークも数多く行っている。

「独立を決めた頃に、西陣織の織元と仕事をご一緒したことがきっかけで、業務提携させていただいています。昔から工芸や伝統芸能など、永い時間をかけて受け継がれてきたものに興味がありました。まったく異なるものづくりの時間軸を体感できるというのは貴重。苦労も多いですが、私はそこに安心感を覚えます」

菊地あかね Akane Kikuchi
アートディレクター、デザイナー。仙台市出身。デイリー フレッシュのチーフデザイナーを経て、日本の文化を デザインの力で伝えたいと2016年に「Akane Kikuchi Design」を東京・京都で設立。instagram:@akanek4 / Twitter:akanekikuchi4/ http://akanek.jp/

 

伝統と先端技術を行き来する

検索すれば必要なものが手に入る時代だからこそ、自分の目で見て、体験することを菊地さんは大切にしている。また、工芸の職人との仕事について“ご一緒させていただく”、“ 共にさせていただく”と話す姿に、相手へ向けられた深い敬意も感じられる。そんな菊地さんだからこそ、伝統文化とテクノロジーを結びつけた「沖ノ島VR」や「Kibiro歌舞伎バージョン」の表現が生み出せるのだろう。

「場所を選ばないのが、この仕事の特長。自分にしかできない“ 何か”を与えられる場所で、ご縁を大切にしながら使命感を持って進化を続けたいです」

沖ノ島 VR
世界文化遺産に登録された沖ノ島を題材にした8K× VR映像を音楽イベント「宗像フェス」で発表。会場デ ザインを含むビジュアルに関するデザイン全般を担当
CL: 福岡県宗像市/PG:docomo/A:ホリプロ/AD、D :菊地あかね (Akane Kikuchi Design)
七代目 市川染五郎氏監修 人工知能搭載ロボットKibiro(キビロ)~限定歌舞伎バージョン~
伊勢丹新宿店の2017年新春福袋企画「夢袋」として販 売。人工知能が顧客の好みを学習し、著書『染五郎の 超訳的歌舞伎』から演目をすすめてくれる
監修:七代目 市川染五郎/協力:松竹(株)/アプリ開発:(株)FRONTEOコミュニケーションズ/AD、D:菊地あかね(AkaneKikuchi Design)
デジタルハリウッド STUDIO仙台
菊地さんの出身地、仙台に11月開校!
宮城県仙台市青葉区中央一丁目3番1AER26階 http://school.dhw.co.jp/school/sendai/

企画協力:デジタルハリウッド株式会社

掲載号

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UXは闇雲に叫んでも成功するものではありません。そこには理論に基づく準備やプロセスがあります。
本特集を一通りお読みいただければ、無意識にUXの理論や見るべき視点、メリットや期待できる効果などが把握でき、みなさんのビジネスの現場で応用ができるようになることでしょう。

【段違いの成果が出るUXの「5プロセス」】

[1]心を1つに。
プロジェクトチームの意識共有を図ろう

[2]お客様を知る。
ユーザーの「ホンネ」や動向を知ろう

[3]商品を知る。
プロジェクトにおけるビジネス的課題を把握しよう

[4]理想を描く。
商品のあるべき姿を描き、実現のためのアイデアを練ろう

[5]つくる・見せる・話を聞く。
原型を部外者に試してもらい、反応を見よう


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・そもそもUXってなにがよくなるの?
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・理論だけではなく、現場で実践していることが知りたい
・Web解析時のUX評価方法や改善方法を知りたい
・UXの重要性をクライアント・上司に理解してもらいたい
・効率よく成果をもたらすためのテクニックを知りたい