WD Online

特別企画 [PR] Web Designing 2017年2月号

変化の渦に見出したターニングポイント わたしたちのターニングポイント

アシアル(株)のモバイルアプリ開発プラットフォーム「Monaca」のエヴァンジェリスト 生形可奈子さんは、同社のスクールでHTML5などの講師も務める。Webの最先端に携わる人に技術を"伝える"道を選んだ生形さんのターニングポイントを聞いた
Photo 五味茂雄(STRO!ROBO)

642599f2c5d685a81af83132dbe657a9.jpg
Monaca
HTML5でiOS/Androidの両方に対応したモバイルアプリを開発できる「Monaca」。企業内部向けのアプリ開発が急増しているという。無料プランで個人のアプリ開発に利用しているユーザーも多い

「モバイルアプリはOSによって開発言語が異なるため、複数の言語に対応できるエンジニアの確保が必要になります。また、iOSとAndroidという2本分のアプリを開発することによるコスト面の問題も発生します。そこで、最近はワンソースで複数のOSに対応できるクロスプラットフォーム開発の需要が急増しています」

「Monaca」はこうした需要に応えるツールだ。JavaやObjective-CのエンジニアでなくてもWeb標準技術であるHTML5を使ってアプリを構築し、ひとつのソースコードからiOS用/Android用の両方を書き出すことができる。生形さんはそのMonacaのエヴァンジェリストとして、セミナーなどの講演や企業向けトレーニング、書籍の執筆といった活動をしながら、同社のスクールで講師を務めている。

 

SEから伝える立場へ

生形さんはSEを経て、IT系専門学校の非常勤講師を務めた後、PHPなどの研修事業を行っていたアシアルへ講師として採用された。

「Monacaの正式リリースに向けて、製品自体のPRだけでなく開発に必要なHTML5やJavaScriptの技術を広め、使える人を増やすことが重要だという方針が立てられ、新しくJavaScriptの講座をつくることが私の最初の仕事でした」

そして2013年9月、Monaca正式版がローンチ。より多くの人に技術を伝えるという意味を込め、“エヴァンジェリスト”に肩書きを変更した。HTML5勧告のちょうど1年前、業界全体に大きな変化の渦が起き始めていた時期だ。

「これからWebの世界がガラッと変わる、だからこそ“HTML5”を身につけたい。そんな機運が高まるなかで、仕事の内容を徐々にシフトしていったことが転機につながった思います」

生形さんにとってもここが現在へと至るターニングポイントになったという。

7db86382743ddfa4991dac8aedd4b041.jpg
 
71bb5d28ccd6a16e72a52430727f61fb.jpg
エヴァンジェリスト/講師として”伝える”
エルピーアイジャパンが定期的に開催している技術解説セミナーで講師を務める生形氏。アシアルのスクールではエンジニアだけでなく管理職が技術を把握し判断する目的で受講するケースも多いそうだ

 

HTML5資格取得と認定講師

LPI-JapanのHTML5プロフェッショナル認定資格がリリースされた時期もこれに重なる。生形さんは受講生から講座修了後の勉強の仕方について質問された際、目標の一つとして資格取得も良いのではないかと考えた。

「認定スクール制度もあることを知り、資格を取得すれば自社で資格試験対策講座が行えると思って、参考書で勉強をしてLevel.1を取得しました」

続いて、Level.2は正式リリース前のβ版試験に参加して取得。まだ参考書はなかったが、出題範囲の約7割がJavaScriptのコア機能に関するものだったため、過去の実務経験が役立った。残り3割はマルチメディアやパフォーマンスなど、HTML5で新しくなったAPIについてだ。まだブラウザ側に実装されていない機能は書籍で勉強して試験に臨んだという。その後は、アシアルの試験対策講座やLPIが開催するセミナーで認定講師としても活躍している。

ゲーム機・カーナビ・デジタルサイネージなど、あらゆるデバイスがHTML5でWebに繋がっていく現在、その最先端で技術を伝える仕事を生形さんは「楽しい」と語った。

5bb975bbb87e74c9913fb8fa5ad321fa.jpg
HTML5プロフェッショナル認定試験
特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが提供する認定試験。マルチデバイスに対応した静的なWebコンテンツをデザイン・作成できるスキルを問うレベル1と、Webアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計ができるスキルを問うレベル2の二つの試験から構成されている

企画協力:特定非営利活動法人エルピーアイジャパン

掲載号

Web Designing 2017年2月号

Web Designing 2017年2月号

2016年12月17日発売 本誌:1,530円(税込) / PDF版:1,200円(税込)

Web動画マーケティングの[最新]勝ちパターン

サンプルデータはこちらから

企業のIT推進担当者やネット運営者に向け、ネットビジネスの課題を解決するノウハウや最新情報をお届け。徹底した現場目線とプロへの取材&事例取材で、デジタルマーケティング施策に取り組む上での悩みや疑問、課題を解決するヒントを紹介します。

2月号の特集テーマは「Web動画マーケティング」です。

「いまは動画の時代である」と言われはじめてはや数年。インターネットで見られるコンテンツのうち、動画の割合が増えてきたことは言うまでもありません。SNSはもとより、コーポレートサイトなど、目にする機会が多くなった動画は、すでにマーケティングのツールのひとつとして考えるのが当たり前になっています。とはいうものの、いまのビジネスに動画がどんなメリットを与えてくれるの? という方も多いのでは。そんな方のためにも本特集では、利益を伸ばすためのポイント、トラフィックを増やす方法、SNSやYouTubeとの連携など、ビジネスに動画を活用するための知識や方法を、費用対効果に沿った形で解説します。大手企業のマネをするのではなく、自社のビジネスにあった動画の活用方法をお伝えします。


第1部「ここだけはおさえたい! 動画マーケティングの基礎知識」

_実録「マーケティグ動画のできるまで」
実際に中小企業が動画マーケティングのプロに仕事を依頼した一つの案件について、ヒアリングから動画制作、納品、その後の分析/解析まで時系列で紹介。
動画施策の一連の流れを疑似体験してみましょう。

_やさしく解説する「動画マーケティング」
動画マーケティングについて、その考え方、ポイント、留意点などさまざまな点から、動画とマーケティングの関係についてわかりやすく解説します。

_“動画マーケティング”その背景を考える
なぜいまマーケティングに動画が利用されるのでしょうか。写真ではなく、動画であることの理由はたくさんありますが、スマートフォンの普及、それに応じた縦型動画の利用などなど、いま動画がマーケティングとして利用される背景について考えます。

_マーケティング視点で考える動画
動画をマーケティングに利用するということは、単に写真を動画に入れ替えるということではありません。動画にすることの目的は、あくまでも自社の課題を解決するためです。
課題を見つけ、それに応じたKPIを立て、PDCAを回していくという基本的な考え方が必要であることを改めて考えます。

_Facebook、Twitter、Instagram…SNSで展開する動画について
SNSで動画はどのように扱われ、いかにマーケティングに利用できるのでしょうか。各SNSがプラットフォームとして用意する動画との親和性はもとより、利用する側が知っておきたいさまざまな知識について解説します。

_Youtubeで公開する動画について
SNS同様、動画プラットフォームとして確立しているYouTube。広告としてだけでなく実際に動画を配信することで得られるメリット、マーケティングとして利用するための方法についてなど、あらかじめ知っておくべき基礎知識をまとめます。

_動画の効果を測定する方法、その考え方
動画を利用したマーケティングでは、動画つくって終わりではありません。公開した動画がどのように見られているのか、アプローチしたい層に届いているのかなど、その効果を測定しながらさらなる改善が必要になってきます。そのための効果測定について、解説します。


第2部「事例集」
_5つの事例から学ぶ、動画マーケティングの現場からの視点

コラム
_費用対効果で考える自社の動画制作(予算と規模感の相関)
_中小企業が実践すべき動画マーケティング10か条

この記事を見た人はこんな記事も見ています