2023.02.17
特別企画 [PR] Web Designing 2023年4月号
自らのスキルや経験を客観的に捉え直す時間 【Trainer's Style】渡辺さんにとって「トレーナー」とは?
次世代のクリエイターを育てながら、自分⾃⾝の成⻑も追求するトレーナーに注目! 今回は、デジタルハリウッド STUDIO松山で1年、トレーナーとして携わる渡辺慎さんに話をうかがいました。
本業とは異なる人たちとも交流できる貴重な場に
デジタルハリウッド STUDIO松山(以下STUDIO松山)でトレーナーを始めるきっかけは、渡辺慎さんが所属するKuruSPOの代表が元受講生、という縁から渡辺さんのもとにも話が入ったそうです。人に教えることへの不安より、さまざまな人と接する機会が自分へのプラスになるはず、と前向きな気持ちからトレーナー業務に携わり、現在までに1年が経過しました。
「STUDIO松山がSTUDIO千葉と連携しているので、オンラインの質問は両方のエリアから寄せられて、それぞれに対応します。その上でSTUDIO松山では、対面でも受講生の質問や悩みに向き合っています」
所属会社の理解もあって、現在は週に2回、1日4時間ペースで携わっています。
「転職目的の方、意欲的な主婦の方など、本業とは違った人たちと交流する機会になっています。みなさんから漂うやる気にとても触発されています」
相手に伝わるための配慮や言語化することの大切さを痛感
渡辺さんがトレーナー業務で特に意識するのが「自らを省みること」だと言います。
「他者に教える(伝える)ことに対して、貪欲さを持って取り組みたいと思っています。受講生からのさまざまな疑問に答えながら、自分自身のスキルやキャリアを見直す機会になっているからです。教えることを通して、自分も学び、気づいたことを吸収している感覚を味わっています」
STUDIO松山でのトレーナーの日々が、自身のキャリア形成の大事な過程になっているという渡辺さんは、これからも本業とともにトレーナー業務に全力で取り組みたい、とも話してくれます。
「本業ではつい感覚的な理解のままで仕事をしがちです。受講生との交流を通じて、きちんと言語化する大切さに直面しています。トレーナー業務の時間は、自分もかつてそうだった未経験者の視点や気持ちを取り戻す機会にもなってくれています」
企画協力:デジタルハリウッド株式会社