2020.02.18
特別企画 [PR] Web Designing 2020年4月号
コンテンツで勝負するための選択「はてなブログMedia」
「はてなブログMedia」は、オウンドメディア向けの機能と使いやすさを徹底的に考えたSaaS型のCMS。限られたリソースで効率よく運用したい企業にとって、オウンドメディア専用CMSを選択する価値とは?
Photo:黒田彰
記事制作以外の時間は極力削ぐミッションのために選んだ手段
通信講座や出版など語学の総合ソリューションを提供する(株)アルクは、20年以上前からWebを積極的に活用し、Webサイトやオンライン英会話など、幅広い投資を行ってきました。そんな中、2016年に立ち上げたのがWebマガジン「GOTCHA!」です。
「創業50周年を前に、新しいお客様の開拓を目指し、若い方に楽しみながら英語学習に入ってもらうことがメディアのミッションでした」(同社オウンドメディアチーム:山本高裕さん)
しかし、同社の大きなWebサイトを支えるCMSを改築して使うには時間もコストも負担が重いと予想され、構造的にSNSに対応しきれないといった課題もありました。オープンソースも検討しましたが、同社EdTech事業部長の泉勝彦さんは前職で各種のWebサイトを管理した経験から、その自由度も、整備・営繕に必要なリソースの重さも理解していました。
「記事をつくること以外には1秒も時間をかけたくない。だから、書くことに特化した仕組みが必要でした」(泉さん)
記事以外とは、セキュリティや検索順位など変動の激しいWebの動向にCMSを対応させ続けるため、継続的にメンテナンスを行うことです。安全性と集客のためには必須ですが、相応の知識とエンジニアの工数が求められます。
「その人的コストや機能改善を諦める機会損失を考えると『はてなブログMedia』は決して高くないと思います。CMSの“おもり”にリソースを割いてもオウンドメディアではほとんどペイしないでしょう」(泉さん)
Webサービスの自社開発・運用に豊富な経験を持つはてなでは、「はてなブログMedia」でもユーザーやWeb業界の潮流を見ながら機能アップデートや脆弱性対策など継続的な開発を行っています。
「個人向けの『はてなブログ』は、前身も含めて15年以上ユーザーさんの大切なコンテンツをお預かりして運営しています。企業向けの『はてなブログMedia』も同じく、機能の進化とともに安全に提供され続けることを大切にしていかなくてはなりません」[(株)はてな:大久保亮太さん]
信頼できる開発・運営姿勢「当たり前」に動くことの価値
「はてなブログMedia」は、オウンドメディア運用で求められるさまざまな機能に対応しています。使用IDごとに付与する権限を管理できる「ブログメンバー機能」、下書きを関係者だけに公開する「下書きプレビュー」といった組織的な運用に役立つ機能、シェア促進を目的にSNSや検索結果に表示される画像・タイトルを個別に設定できる「編集オプション」などは、導入企業から特に好評を得ています。
「弊社の持つ各種Webサービスから誘導をかけられることも強みの一つです。これを含め、アルク様はさまざまな機能をうまく活用していらっしゃいます」(大久保さん)
「GOTCHA!」のチームは全員が兼任でエンジニアはいません。HTMLの知識がなくてもわかる使いやすさや、効率よく作業できる速さも重要でした。オープンソースの自由度ゆえの“遊び”に気を取られず記事内容に集中できることも、限られたリソースで運用する上での利点になると考えました。編集者の力を武器にするなら、それを100%活かせるCMSを使う。ミッション達成に向けた攻めの選択でした。
近年、いわゆる「Google砲」「スマニュー砲」など、何かのタイミングで突然アクセスの集中する状況が増えています。しかし、バックエンドのことはほぼ意識せずに運用できていると泉さんは言います。
「時にはアクセス急増もありますが、これまで3年半ほど運用してきてトラブルの記憶はありません。過去の経験からすると、これは本当にありがたいことです」(泉さん)
さまざまな記事テーマにトライし、SNSや広告を活用し、読者層を広げる施策が徐々に結果に結びつくようになりました。
「アルクは英語上級者向けというイメージを持たれていましたが、『GOTCHA!』ではエントリー向けの記事を増やしたり、SmartNewsへの配信を積極的に活用した効果もあって、20代から30代の読者が増えました。ミッションに対する成果が得られていると思います」(山本さん)
この春、「GOTCHA!」は新たなミッションを掲げて大きなリニューアルを予定しているとのこと。ビジネスの可能性を、オウンドメディアが広げています。
はてなブログMedia導入事例
企画協力:株式会社はてな