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特別企画 [PR] Web Designing 2020年4月号

コミュニケーションでアイデアを育てる「Teams」の活用アイデア バンダイ編

アイデアを生み出し育てるための
コミュニケーションを活発化させるポイントは?

村瀬和絵さん(写真中)
ゼネラルマネージャー。さまざまな玩具の企画開発に長く携わる。これからも世界中の人々を楽しませる玩具を世に送り出したいと日々取り組み中。
三澤真優子さん(左)
幼児向け玩具の企画開発担当。カードゲームのプロモーションを経て、5年前からさまざまなキャラクターの幼児向け玩具の商品化に携わる。
松永英男さん(右)
(株)プレックス デザイナー/マネージャー。幼児向け玩具の企画とプロダクトデザインを担当。「何事も面白がってやる」がモットー。

Microsoft Teamsの活用法を探って、現場訪問を行う本シリーズの第三弾では、さまざまな人気キャラクターの玩具やカード、アパレルなどをリリースする人気メーカーであるバンダイの中で、アンパンマンなどのキャラクター玩具や知育玩具など、主に幼児向け商品の企画・開発を手がける「カテゴリーデザイン部」を訪れることにしました。同部では、2019年夏にTeamsを導入して以来、コミュニケーションをとるだけにとどまらず、アイデアを生み出すツールとして活用を進めているとのこと。その実情を探ってみることにしました。

お話を伺ったのは、同部ゼネラルマネジャーの村瀬和絵さんと企画開発を担当する三澤真優子さん、さらにはともに企画開発を行っているグループ会社・(株)プレックスの松永英男さんにも参加していただきました。

さて、同部ではアイデアを生み出すために、どうTeamsを活用しているのでしょうか。そのためのノウハウはジャンルこそ異なるものの、日々、企画・アイデア創出を求められている本誌読者の皆さんにも大いに参考になるものでした。それではさっそく始めましょう!

 

「個の力」を高める試みをTeamsが下支えする

——まずは、なぜTeamsを使うようになったのか、という点から教えてください。

[村瀬]2019年の夏、カテゴリーデザイン部では、バンダイで初めて職場のフリーアドレス化を行いました。席が固定ではなくなったため、コミュニケーション手段の一つとして導入しました。

——固定席をなくした狙いは?

[村瀬]以前は企画を立てるのも、商品化を進めていくのにも複数名のチームが単位になっていたのですが、これからはそれぞれの「個の力」を伸ばし、活かすほうがいいと考えたからです。

——それぞれの個性を活かすとは?

[村瀬]私達の仕事では、おもちゃを企画するだけでなく、その仕組みや生産についても考えていく必要があるのですが、その中でもアイデアを生み出す部分については、周囲に頼らず、一人ひとりがその力を伸ばしていく必要があります。それもあって、チームを単位とした活動を、個人主体に変えたのです。

——なるほど。ちなみに皆さん、どのくらいの数の企画を考えるのですか?

[三澤]一概には言えませんが、100本、200本と考えて、実際に商品になるのは1本あるかないか…。

——えっ! そんなに厳しいんですか。おもちゃの企画開発は多くの人が憧れる仕事ですが、実際は大変ですね…。

[村瀬]だからこそ個の力を伸ばしていかないといけません。

[松永]そういえば、最近みんなが頻繁に外出して、写真やレポートを投稿するようになりましたよね。街で見つけた面白いものとか、イベント参加報告とか。

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アウトプットの質を高める二つのTeams活用法

——写真やレポートの投稿ですか?

[村瀬]個の力を伸ばすという視点から、部の全員に課していることが二つありまして、一つはお客様に近い場所に足を運んでアイデアのタネになりそうなものをインプットしてくること。もう一つが生み出したアイデアをアウトプットし続けることなんです。今、話があったのはインプットの部分ですね 。

[三澤]子ども向けのイベントや展示会に参加したり、新しいお店を見つけたりしたら、Teams上の「アイデアドリルのタネ」というチャネルにレポートを投稿するルールになっているんです。

[村瀬]実は、以前から同様の取り組みを行っていたのですが、Teams上に投稿するようにしてから活発になったんです。

[三澤]SNSに投稿するような感覚だからですかね。みんなの投稿をPCやスマホで気軽に見られるのもいいですし。

[松永]興味深いWebサイトや動画へのリンクもあって、眺めているだけでハッとさせられます。頭の外にもう一つの引き出しができたような感じですね。

——では、アウトプットについては?

[村瀬]部内で「アイデアドリル」と呼んでいるのですが、全員が週に1本、企画書をTeams上に投稿するルールを定めています。

——毎週提出ですか!

[村瀬]ラフなものでいいんです。大事なのは、面白いと思ったことをアウトプットする力をつけること。そういう力は続けることでしか身につかないと思うのです。

——“脳の筋トレ”みたいなものですね。まさに「ドリル」。

[三澤]鍛えられてます(笑)。パッと思いつく時ばかりではないので…。ただ、投稿にレスがついたり、「いいね」がついたりすると「よし!」という気持ちになります。それに、みんなが何に目をつけているのかがわかって、刺激を受けます。

[松永]私も、長く定例ミーティングに参加しているのですが、最近は企画の話が深まることが多いなと感じていました。やっぱり、筋トレは重要ですね(笑)。

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「手描きメモ」がイメージを企画に進化させる

——ところで三澤さんは先ほどから、手元のタブレットにペンでメモしていますね。

[三澤]会議の議事録をとったり、アイデアドリル用の企画書に、ちょっとしたスケッチを加えるのに使っています。松永さんが手描きをしながらアイデアをまとめる様子を参考にしたんです。

[松永]デザイナーという職業上、考えながら手を動かすことが多いですね。まだ言葉になっていないような思いつきも、描いてみることで具体化したり、伝わりやすくなったりしますので。

——どんなアプリを利用していますか?

[三澤]Microsoft OneNoteを使っています。手描き用のアプリはいろいろありますが、メモの管理がしやすいですし、Teamsと連携して、描いたファイルの共有が簡単にできる点も便利だと思います。

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[三澤]例えば会議の議事録がアップされたような時でも、手描きのイラストが添えてあったりすると、言いたいことがより強く伝わってきますね。

[村瀬]フリーアドレスになって、居場所を確認したり、連絡をとるために導入したTeamsですが、いろいろと新しいチャンスを生み出してくれた感じがしています。

——使い始めて半年ほどというお話でしたが、すでにバンダイさんらしい活用が始まっていますね。皆さん、本日は興味深いお話、ありがとうございました!

 

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皆さんおなじみ人気玩具メーカーのバンダイ。今回は、アンパンマンをはじめとするキャラクター商品や知育玩具など、主に幼児向け玩具の企画開発を担当する3人にお話を伺いました。
(株)バンダイ https://www.bandai.co.jp/

企画協力:日本マイクロソフト株式会社

掲載号

Web Designing 2020年4月号

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など

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