2019.06.18
特別企画 [PR] Web Designing 2019年8月号
「人の成長」を支えるゆめみ流の働き方[仕事論] 自分のキャリアも「デザイン」できる
デザイナーやエンジニアなど、専門性の高い職種はスキルや経験年数が重視される傾向があります。そのため、一度仕事に携わってしまうとキャリアチェンジは難しいと思われがちです。そうしたなか、職種を越えて気軽に話し合える環境づくりによって幅広いキャリアプランを実現できる株式会社ゆめみの取り組みについてご紹介します。
Photo:梅田彩華
総務からデザイナーへ異色のジョブチェンジ
仕事において自分を成長させるには、新たな考えや機会を提供してくれる人との出会いや、それを支えてくれる環境に身を置くことが大切です。総務・人事といったバックオフィス業務からデザイナーへ異色のジョブチェンジを果たした井田愛さんも、人との出会いによって自らの人生が切り拓かれたと言います。
「2008年に(株式会社ゆめみ京都オフィス)入社した当時はWebの知識はありませんでしたが、2年ほど経って総務の仕事をしながらデザインチームの手伝いをするうちに、デザインという仕事の面白さを知るようになりました」
社員の仕事をサポートする総務としての仕事に醍醐味は感じつつも、デザインへの興味が次第に高まっていったという井田さん。次第に独学に留まらず本格的なデザインの勉強をしたいと志すようになりました。
「当初は用語がわからず、周りが何を話しているのか理解できないこともありました。デザイナーに質問したら親切に答えてくれますし、仕事をしながら学べる環境はありました。とはいえ皆さんは本業で忙しいですし、興味の範囲が広がるに従って学ぶことも増えていきます。そこで、学校に思い切って半年通うことにしました」
2011年に会社へ正式にジョブチェンジを申し入れた井田さん。当時の上司やデザインチームも快く受け入れ応援してくれ、今では関西に留まらず東京や北海道の案件も任され活躍するほどに。
また、井田さんのジョブチェンジをきっかけに学習を支援する制度の充実が図られ、現在は社外研修の費用補助を無制限にする「勉強し放題制度」が導入されています。
デザイナーとして新たな道を歩み出し、社内から絶大な信頼を得ている井田さんは、現在の仕事について次のように語ります。
「デザインといっても当時と比べてやるべきことが増え、内容も変わってきていますが毎日刺激があるので退屈はしません。ユーザーがこうしたらもっと喜んでくれるのではないか、感情を生み出せるのではないかと考えるのは総務時代のホスピタリティの精神から来ているのではないかと思います」
京都という場所でプランナーを目指す
持ち前のバイタリティとゆめみ独自の手厚いフォロー環境によって、自らが思い描くキャリアを実現した井田さんの事例は決して特殊なケースではありません。新卒でエンジニアからプランナーへとジョブチェンジした岩野真理子さんもその1人です。
「モバイルのコンテンツサービスに興味があり、ゆめみに応募しました。企画職志望でしたが、入社から3年はエンジニアとして働くことになりました。大学は文系で開発は未経験なのに採用してくれるとは何ていい会社だろうと思いました(笑)」
当時の京都オフィスには「プランナー」という職種はありませんでしたが、エンジニアとしての経験を積むうちに徐々に企画寄りの提案をするようにシフトしていったという岩野さん。
「エンジニアが仕様書にない機能やアイデアを提案するというのはゆめみでは普通に行われていたので、自然とプランナーに近い立ち位置になっていきました。東京オフィスにはすでにプランナーが2人いて、『一緒にチームをやらないか』と誘われたことがきっかけでプランナーを名乗り始めたと記憶しています。今考えれば当時の私の提案は粗かったのだと思いますが、真剣に提案していくことで次第にお客様からのご依頼をいただけるようになっていきました」
当初は東京での案件に京都オフィスから遠隔で参加していましたが、さらなるスキルアップを目指すために2年間東京オフィスに移動してプランナーとしての経験を積み上げていった岩野さん。現在は再び京都オフィスに戻り、関西圏を中心としたプロジェクト推進のコアメンバーとしてなくてはならない存在に。
「あまり職種に縛られない会社なので、自分でできることの枠を広げてスキルアップしていくマインドがある人に向いていると思います。井田も仕様を詰められるデザイナーですし、私もプランニングしながらテスト設計を書いたりもします」
社員の自主的な提案についてほぼ「いいよ」と許可されるというゆめみでは、その責任を自ら全うしようとするため、アウトプットの質が向上し意思決定も迅速に行われているといいます。「30人という京都オフィスのちょうどいい規模だから実現できていることも多い」と岩野さんは語ります。いずれも「夢を見つける」「夢を実現する」ことを社是とするゆめみならではの素敵なエピソードといえるのではないでしょうか。
企画協力:株式会社ゆめみ