▲斎田-△長谷川戦は、両者の囲いが決まり中盤戦へ移ろうとしている。先手は矢倉、後手は穴熊に囲った。どちらも堅さは十分だ。あとは相手の囲いに有効打を与えるために、攻めの形を整えていくことになる。穴熊を攻めるには、端や8筋を攻めるのが有効。一方、矢倉を攻める際には端や4筋が突破口になる。相手の様子を見ながら、両者とも慎重に進めていく展開になりそうだ。
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本局では、下記の通りスポンサー様から懸賞金をいただいています。
・▲清水女流六段-△里見女流三冠戦 眞舩社会保険労務士事務所様より1口
・▲斎田女流五段-△長谷川女流初段戦 匿名希望の方2名より計2口
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上田初美女王への挑戦権を争う第5期マイナビ女子オープン本戦のスポンサーになってみませんか? ご希望の対局の勝者に、あなたの懸賞金が贈られます。
個人でも法人でもお申し込みいただけます。
■対局日程
挑戦者決定戦 2月2日(木) 東京・将棋会館
■スポンサー特典(いずれも希望者のみ)
(1)対局開始後と終了後数分間、盤側にて観戦していただけます。
(2)局後、勝者に懸賞金を贈呈する際、スポンサー様から直接お渡しいただけます。
(3)週刊将棋とマイナビ女子オープン公式ホームページ内にスポンサー表記を掲載します。
(4)勝者のメッセージカードを後日贈呈します。
●スポンサー料金(懸賞金)/1口4万2000円(税込)。
●お支払い方法・掲載基準/個別に応じますのでお問い合わせください。
●締め切り/対局日の7営業日前まで。
■申し込み・お問合せ先
株式会社マイナビ マイナビ女子オープンスポンサー係
TEL 03-6267-4488
どうぞよろしくお願いいたします。
詳細は下記リンクをご参照ください。
▲斎田女流五段-△長谷川女流初段戦は相振り飛車に進んでいる。もう一局の▲清水-△里見戦と比べると、こちらは指し手の進度的に緩やかな立ち上がりだ。長谷川女流初段が慎重に時間を使っている。振り飛車は互いに得意にしている戦法で、お互いに振り飛車を目指せば相振り飛車になる。囲い方、攻めの形を自由に作れるため、作戦の幅が広いのが大きな特徴だ。しかしこのことは反面、序盤の駒組みの難しさにつながる。漫然と駒組みをした結果、戦いが起こる前に差が開いてしまう可能性もあるわけだ。先手は3筋の歩を打たず、矢倉に組む含みを残している。相振り飛車では「矢倉に組めれば作戦勝ち」という言葉がある。もちろんそこまで単純ではないのだが、矢倉に組むことがひとつのアドバンテージになることは確かだ。まずは開戦前の間合いの取り合いに注目したい。
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