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新刊予約開始「ゴキゲン中飛車で勝つための7つの鉄則と16の心得」~△3三角じゃなくて△6二玉~

2015.12.15 | 

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皆さんこんにちは。
△4五角戦法で△8七銀と打ってくる手にどうしても勝てない編集部の島田です。


今日は来年1月14日発売の宮本先生の新刊「ゴキゲン中飛車で勝つための7つの鉄則と16の心得」を紹介します。

本書はすでに発売している安用寺先生の「角交換四間飛車で勝つための24の心得」のシリーズ第2弾です。

定跡手順を暗記するのは難しい、あるいはめんどくさいという方にオススメなのがこのシリーズで、考え方を教える、というのがコンセプトとなっております。

プロの定跡書を読んだはいいが、一度もその局面が現れないで、結局指し方も忘れてしまう、というのは将棋あるあるの中でも上位ではないでしょうか。その点本書は考え方を教えるものですから「汎用性広し」です。

と、言われてもよくわからないと思いますので、今日は48の殺人技の一つ、ではなくて7つの鉄則の一つをこのブログの読者の方だけにこっそりお教えします。

それが「鉄則1 2筋交換に△5六歩で反撃」です。

まずはこの図を見てください。

ゴキゲン中飛車に対して先手は超速風の出だし。

この△6二玉に代えて△3三角が普通ですよね。で、▲3六歩~▲3七銀~▲4六銀で超速です。

しかし、宮本先生のオススメはこの△6二玉。この手は先手の▲3六歩を牽制している意味があるそうで、確かに居飛車からすると△3三角と上がってくれないと、超速から▲4五銀→▲3四銀とした場合のヒビキが薄い気がします。

と、いうわけでここは許さん!とばかりに▲2四歩と突いてみたくなるのが人情。

▲2四歩に△同歩▲同飛、そこで△5六歩!!が鉄則の一手。
まさに「2筋交換に△5六歩で反撃」です。

なななんと先手はこの△5六歩を取ることができません。
取ると角交換から△3五角の王手飛車くらっちゃいます。

なので泣きながら▲6六歩。

そこで△1四歩!!がまた好手。

あれ?飛車成られますけどいいんですか?

 

・・・いいんです!!

飛車成られてもいいんです!!

▲2三飛成には△1三角!があります。
次に△5七歩成があるので▲2四歩としますが、△5七歩成▲同銀に△2二飛!!

あちょー!!
ゴキゲンなアチョー!!

書籍にはこう書いてあります。

「△2二飛と飛交換を迫った結果図は、飛交換になれば△2八飛と打つ手が厳しく、後手が十分に戦える」

なるほど。わかりました!宮本先生!


・・・ん?

しかし待てよと。

▲2三飛成と指さずに▲5八金右と備えたらどうなるの?

安心してください。それはもちろん、書籍に書いてあります。

問題は▲5八金右ではありません!▲4六歩と突かれたときです!

書籍にはこう書いてあります。

「ここで▲4六歩と突くのは、定跡に詳しいか相当強い人である」


▲4六歩に対して、同じように△1三角とすると、今度は▲2一飛成とされて△4六角が王手にならず▲5八金右と受けられます。



さて、この▲4六歩を攻略できるかどうかに全てが懸かっているわけですが、


・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうです。ここから先は有料となります。
書籍でお楽しみください。

この本にはここで紹介した超速対策の他にも、いきなり▲2四歩と仕掛ける手、▲5八金右からの超急戦、▲7八金と構える手、▲2二角成からの丸山ワクチン、居飛車穴熊など、ゴキゲン中飛車に対する居飛車の指し方とそれに対する指し方が一通り紹介されています。

なので、この一冊でゴキゲン中飛車は自信を持って指せるようになります。

しかも急所の考え方を教えてくれるので、覚えることが少ない!というのがいいところです。


そしてなんと!本書はすでにマイナビBOOKSで予約が始まっております。

この本ほしい!と思った方はいますぐ下記の購入ページへGOしてください。

https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=46557


マイナビBOOKSで買うとTポイントが貯まります。


それではみなさん今回はこの辺で。次回の新刊紹介でお会いしましょう。