奇襲戦法といえば米長先生 | マイナビブックス

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奇襲戦法といえば米長先生

2015.07.15 | 米澤孝至

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8月1日に行われる「知のトライアスロン」こと1回グロービス・トライボーディアン選手権
マイナビ社員のK氏も、優勝を目指して(?)日々調整中という噂です。
彼いわく、(将棋勢から見た)予想優勝ラインは「将棋2200、囲碁1500、リバーシ1800」だそうです。
優勝ラインの根拠はわかりませんが、熱戦になりそうですね!

さて、今日は8月発売予定の文庫本の紹介です。
カバーが途中まで進んでおります。



帯部分は隠しました。
どうですか、この圧倒的なかっこよさ。
米長先生、めっちゃくちゃかっこいいです。

お気づきの方もいるかと思いますが、6月発売の「升田の研究~鬼手と石田流~」と同じテイストの作りです。
こちらの書籍も好評なようで何よりです。



本書は米長邦雄永世棋聖が著した奇襲戦法の書籍2冊を1冊にまとめた文庫本です。
お得!

先手番視点の本ですが、初手▲7六歩に対する△3四歩△8四歩それぞれへの奇襲が解説されています。
書籍の前半と後半を両方マスターすれば、ほぼ100%奇襲戦法に誘導できると言っても過言ではありません。
※2手目△5四歩や後手番の嬉野流などはあきらめてください。

いずれも振り飛車系の将棋になりますので、私のような「定跡を覚えるのが面倒くさい振り飛車党」に特におすすめの一冊です。

詳しい紹介はまた次週以降。