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新刊「将棋魔法陣」見本出来!珠玉編第36番のご紹介

2015.01.16 | 島田修二

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みなさんこんにちは。
向かい飛車が最強の戦法なのではないかと思い始めている編集部の島田です。

さて、このブログでも何度か紹介している
将棋魔法陣 -二上達也詰将棋作品集ー」ですが昨日ついに編集部に見本が届きました!

撮影場所は私の机の上です。
おしゃれでありながら重厚な感じに仕上がったのではないかと思っております。
やはりハードカバーの本は重みが違いますね。
ちなみに表紙はクロス加工からの金の箔押しです。内藤先生の「図式百番」や谷川先生の「月下推敲」と同じですね。

昨日早速、本書の編集に携わっていただいた角さんが見本を取りに来たのですが「すげーうれしい」「すげーうれしい」と連呼しておりました。
きっとすごくうれしかったんだと思います。

さて、今回の「将棋魔法陣」ですが、もちろん作品を鑑賞して楽しむようなものもたくさんあるのですが、新聞や雑誌に長年にわたって詰将棋を提供してきた二上先生ですので、実戦形の解いてみたくなるような問題もたくさん収録されています。

今日はそういった実戦形から一題ご紹介。

下図をご覧ください。珠玉編の第36番です。


どーですか。この美しい配置。
居飛車VS振り飛車の対抗形の終盤で実際に出てきそうな局面です。

しかしぱっと見たかんじ金と角のまもりが強力で手の付けようがないように思います。
うーん。初手はなんでしょうか・・・。

例によってこれから下に答えを書いちゃいますので自力で解かせろ!という方は解いてから先を読んでください。

ではシンキングターイム!

(なにがでるかな、なにがでるかなちゃちゃちゃちゃっちゃ、ちゃちゃちゃちゃん)

 

 

 

 

シンキングタイム終わりです。

ちなみに私は▲8三金△同金▲6二飛△9三玉で詰まないということに気付きました。そしてあきらめました(ダメ人間)。

正解は初手▲9三角!と捨てる手です。


まじ!?そんな手が!?
駒がいっぱい利いているところに捨てるのが詰将棋の醍醐味です。

確かに△9三同桂なら私が考えたような▲8三金以下の手順で詰みます。
△9三同香なら▲9二飛~▲7二竜で詰み。問題は△9三同玉と取られたときです。


うーん。どうしたものでしょうか。

驚くなかれ、次の一手は切れ味抜群の▲9二金!!


こういう風に▲9二金や▲1二金と香の頭に捨てるのがいかにも詰将棋っぽいと思うのは私だけでしょうか?しかし▲9三角と捨てて玉を吊り上げておいてさらに▲9二金と捨てるとは爽快感が半端じゃないです。

▲9二金に△同玉は▲7二竜~▲8三飛で詰みなので、△9二同香と取るよりありません。

ここで満を持して▲9四飛~▲9二飛成~▲7二竜の筋が炸裂するわけです。

いやー、あの初形から詰むんですねー。
なんとなく実戦でも使えそうな筋です。

第1部の「将棋魔法陣」(81問+番外19問=100問)は鑑賞して楽しむ感じですが、第2部の「珠玉編」(100問)は解けそうな問題も多いです。
と、いうわけでこの本は一冊で2度おいしい作品集なのです。

本書はおかげさまで予約好調となっています。残り部数も少なくなって参りました。
限定1000部で、売切れてしまうと手に入りませんので迷っている方はぜひご購入ください!


※予約はこちらからどうぞ

 


 

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