[Check7]新デバイスへのスムースな移行方法を押さえよう|MacFan

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[Check7]新デバイスへのスムースな移行方法を押さえよう

文●大須賀淳早川厚志松山茂山田井ユウキ吉田雷(MixtureScape)らいら写真●編集部apple.comイラスト●タラジロウ

新しいiPhoneに移行するとき、事前にやっておくべきなのがデータの整理やバックアップです。また、データを引き継ぐのに手続きが必要なアプリもやり方を確認しておきたいところ。iPhone移行後にトラブルが起きて慌てないよう、今からやるべきことをしっかりチェックしておきましょう。

[STEP1]データを整理

iPhoneの移行はいわば“引っ越し”です。現実の引っ越しがそうであるように、移行前は不要なデータを削除したり整理したりする良い機会。まずは「設定」からストレージの使用状況をチェックして、どのデータにどれくらい容量を使っているのか把握しましょう。

ストレージを圧迫する原因になっているものは、クラウドなどを活用して整理するのがおすすめ。写真ならアップルが用意している「アイクラウドフォトライブラリ」が便利ですし、音楽なら「アップルミュージック(Apple Music)」を使って容量を節約することができます。

また、意外と容量を食うのがゲームアプリと電子書籍。ゲームアプリは1GBを軽く超えるものもあるので、削除することでストレージをかなり確保できます。電子書籍も今読みたい本以外は本体から一旦消してしまいましょう。ほかにも、メッセージの添付ファイルやカメラアプリのデータ、ボイスメモなどが肥大化しがち。各アプリを一度起動して、不要なデータを1つずつ削除していきましょう。

iPhoneの「設定」から[一般]→[iPhoneストレージ]でストレージの使用状況を確認できます。

 

ストレージを圧迫しがちなのはやはり写真と音楽、動画といったデータ。ゲームアプリも最近のものはかなり重めです。

 

アプリによっては内部データを削除することでかなり軽くなることも。カメラアプリは写真をアプリ内に溜めがちなので、それを削除するだけでかなりの節約になります。

 

メッセージアプリも長く使っていると添付ファイルが蓄積されて1GBを超えてしまいます。古いやりとりを削除することで容量を削減しましょう。