[Check6]余ったiPhoneをどうするか考えよう|MacFan

特集

[Check6]余ったiPhoneをどうするか考えよう

文●大須賀淳早川厚志松山茂山田井ユウキ吉田雷(MixtureScape)らいら写真●編集部apple.comイラスト●タラジロウ

iPhoneを買い替えたあとに残るのが、これまで使っていた旧端末。「余り」とはいえ、動作する端末はまだまだ大きな価値を生んでくれます。ここでは「サブデバイスとしての活用」「下取り・売却」の2つの観点から、余ったiPhoneの価値を最大限に利用するポイントを探っていきましょう。

[CASE 1]サブデバイスとして使う

そもそもiPhoneは、SIMが無効になったあとも電話回線以外のほぼすべての機能を使えます。たとえるなら、iPodタッチと同じような状態と言えるでしょう。子どものいる家庭であれば「自分用」のiPhoneを持つ前の練習機としても有効です。

また、アプリやサービスと組み合わせて、iPhoneを特定分野の「専用機」として使うのも魅力的。現行機では難しい贅沢な使い方をすることで、追加出費なしでさまざまなな利便性を追求できます。ポイントとしては、旧端末はバッテリが弱っている場合が多いので、電源につないだまま特定場所で据え置き的に利用したほうが安心でしょう。

今回は一般家庭で実践しやすい方法を集めてみましたが、このほかにも楽器などの専用機とするのも魅力的な使い方です。

 

◉メディアプレーヤに!

もともとiPhoneはiPodをルーツに持つので、電話としての利用を終えたあとに「音楽プレーヤとして使う」のは以前から定番の利用法です。その発展形として、映像配信サービスなども含めた高性能なメディアプレーヤとして使うのもとても魅力的。LightningコネクタをHDMIに変換するアダプタを使えば、テレビにもフルHDの映像を出力できるので、リビングでの楽しみの幅を大きく広げることができるでしょう。

LightningコネクタをHDMIに変換してテレビにつなげば、映像配信サービスなども楽しめます(写真はApple Lightning-Digital AVアダプタ/【価格】5616円)

 

◉スマートスピーカに!

最近はAIアシスタントを搭載したスマートスピーカの普及がどんどん進んでいます。iPhoneのSiriはネットワークにつながっていれば動作するので、余ったWi-Fi接続したiPhoneにスピーカをつないで据え置くことで、スマートスピーカ的に使うことが可能です。設定でロック中のSiri起動を許可しておけば、いつでも音声操作による利用が可能ですよ。

「設定」→[Siriと検索]で[“Hey Siri”を聞き取る][ロック中にSiriを許可]をオンにすれば、常に音声起動が可能に!