[Check4]AppleCare+への加入を検討しよう|MacFan

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[Check4]AppleCare+への加入を検討しよう

文●大須賀淳早川厚志松山茂山田井ユウキ吉田雷(MixtureScape)らいら写真●編集部apple.comイラスト●タラジロウ

破損してしまったiPhoneの修理って思いのほかお高いんですよね。そんなときに頼りになるのが「AppleCare+」ですが、本当に入るべきなのか迷ってしまいます。この章では、3大キャリアが提供するサービスとも比較しながら、保証に加入するべきか検討していきましょう。

損得の分かれ道は?

iPhoneは基本的にどの機種にも購入後1年間のメーカー保証が付いてきますが、対象となるのは自然故障のみ。つまり、誤ってiPhoneを落とし、画面を割ってしまった場合などの修理は有料となります。画面破損の場合、アップルに修理を依頼した際の料金は、iPhone 8/7で1万7800円、iPhone Xで3万1800円と高額です。

一方、アップルケアプラス(AppleCare+)加入者が画面修理を依頼した場合、いずれのモデルも加入後2年以内であれば3400円で修理してもらえます(2年間で2回まで)。画面以外の破損や故障修理の場合も、アップルケアプラス非加入だと3万円以上の修理費用がかかりますが、加入していれば1万1800円で済みます(2年間で2回まで)。とはいえ、アップルケアプラスに加入する際の価格は、iPhone Xで2万2800円、iPhone 8/7でも1万4800円と決して安くはありません。

それでも、iPhone Xユーザが購入後2年以内に画面破損を修理した場合、アップルケアプラス非加入なら3万1800円かかるのに対し、加入していれば2万2800円+修理代3400円=2万6200円で済むため、それだけでもお得です。ちなみにiPhone 8/8プラスや7/7プラスの場合、画面修理を1度しただけではいずれも「非加入のほうが400円安い」という逆転現象が起こります。