プロダクト&リリース iなmono HARDWARE

プロのような映像を安価に撮影しよう

文●栗原 亮

注目のハードウェアをピックアップ!「DJI Osmo Mobile 2」

戦略的な低価格化を実現

ハンドヘルドジンバルは、iPhoneや小型カメラで動画を撮影する際に手ブレを抑制する安定化装置です。これを使うと適当に撮っていてもプロのような滑らかなカメラワークの映像に仕上がるので、撮影を趣味にする人にはマストアイテムといえます。これまで筆者は、ドローンでも有名なDJIがリリースしている「Osmo Mobile(オズモモバイル)」を使用していましたが、2月末に新型が登場したので、こちらも追加購入しました。

決め手はなんといっても、直販価格で1万6800円(税込)というお手頃感。ちなみに初代は3万7800円(現在も併売中でキャンペーン価格は2万4800円)だったのですから、どのくらいの価格破壊なのかがわかります。最近ガジェットでワクワクするものがあまり見当たらなかったのですが、同製品に関しては即買い決定です。

新型は“縦撮り”にも対応!

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新型(左)では、iPhoneを固定するホルダーが90度回転することで縦位置での動画が撮れるようになりました。これにより、Lightning端子を利用して外部マイクなども利用できます。しかし、下向きの撮影ではフレームの一部が映り込むことがあるなど、インカメラによる自撮りが基本ポジションのようです。

 

 

細かな不満点がほぼ解消

新型は、手ブレの安定化という基本機能については前モデルと変わりません。しかし、セルフィーに便利な縦位置での撮影に対応したり、ボタンの配置や操作割り当てが整理されたことで全体的な使い勝手が大幅に改善されています。

たとえば、初代ではトリガーボタンを引きながらジョイスティックを上に押すことでズームしていたのですが、新型ではトリガーが省略された代わりに新設されたズームスライダを動かすだけなので直感的に操作できます。

バッテリは初代の交換式から内蔵型になりましたが、バッテリ容量が約3倍増えて2時間充電で最大15時間動作するようになりました。また、バッテリ残量を示すインジケータも追加されたので、撮影中にバッテリ切れというありがちなトラブルを避けられます。ちなみに電源出力用のUSB−Aポートもあるので、iPhone本体を充電するモバイルバッテリとしての機能も備えます。

さらに、充電ポートが専用のものから汎用的なUSBマイクロBコネクタになったのもグッドです。ほかにもiPhoneを固定するホルダがねじ込み式からバネ式に変更されたり、三脚穴が使いやすい場所に移動したりと、初代の細かな不満点をことごとく解消しています。一方で、フレーム素材が金属から高強度ナイロンに変更されるなど高級感はやや下がった気もしますが、これは好みかもしれません。これからハンドヘルドジンバルを試してみたいという人には間違いなく勧められる逸品です。

操作性が大幅に進化

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初代にはなかったズーム/ワイドのスライダが搭載されました。ボタン配置は初代と似ていますが、起動ボタンが正面下のボタンに統合されるなどシンプルになり操作性が向上。充電ポートが汎用的なmicroBになったこともポイントが高いです。

 

タイムラプス動画も手軽に撮影

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三脚穴がグリップ底になったことで、一般的な小型三脚と組み合わせて使いやすくなりました。これにより、カメラの向きをゆっくり移動しながらタイムラプス撮影する「モーションタイムラプス」などの特殊な撮影が手軽に行えます。

 

 

[SPEC]
[スマートフォン用ハンドヘルドジンバル]DJI Osmo Mobile 2
【発売】DJI JAPAN
【Size】295(H)×72(W)×113(D)mm
【価格】1万6800円
【URL】https://www.dji.com/jp/osmo-mobile-2

 

【主なスペック】
【重量】485g 【備考】インターフェイス:USB microB、USB A(外部出力)、Bluetooth 4.0、バッテリ:2600mAh(駆動時間:15時間)、その他:パン:±160°、チルト:±155°(横向き時)

 

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私が紹介します!
栗原 亮

Mac片手に各地を飛び回る編集者兼ライター。@cooley



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