プロダクト&リリース iなmono HARDWARE

部屋でも外でもMacで地デジを観よう

文●中村朝美

注目のハードウェアをピックアップ!「Xit Stick 「XIT-STK100」」

地デジを持ち運ぼう

これまでMac用の地上デジタル放送チューナといえば、ボックス型が主流で、自宅での視聴を想定して作られていました。しかし、ピクセラの新製品「サイト・スティック(Xit Stick)」はUSBメモリサイズまで小型化されており、まるでワンセグチューナのような見た目が特徴です。これなら外へ持ち運ぶ際にも荷物になりませんし、少し前のMacBookシリーズなら直接挿し込めるので、モバイルでもフルセグが楽しめます。

もっとも、このUSBメモリサイズのチューナは、実は1年ほど前からウィンドウズ版のみ販売されていました。それがついにMacにも対応し、新ブランドとして生まれ変わったのです。

早速MacBookに接続し、地デジを視聴してみました。付属ソフトの起動から電波受信までは十数秒と非常に軽快。電車などの移動中でもストレスなく充分楽しめるでしょう。ちなみに、電波状態が悪いときはワンセグに切り替えることも可能です。

なお、本製品はモバイルでの視聴を想定しているためか、予約録画の機能は省かれています。電子番組表もありませんが、それが起動の速さにつながっていると考えれば、デメリットではありません。もし自宅にあるMacを使って本格的に地デジを楽しみたい場合は、同社の「PIX-DT195」シリーズをおすすめします。

USB端子に接続して視聴開始

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本製品はUSBドングルタイプなので、USBポートに直接挿し込み、アンテナを伸ばすだけでテレビを視聴できます。

 

 

使用負荷も控えめ

地上デジタルチューナの利用で心配になるのは、Macに要求されるCPUパワーではないでしょうか。そこで、特にパワー不足が懸念される12インチMacBook(2015年モデル)を使い、「アクティビティモニタ」を起動しながら、録画をしつつ地デジを視聴してみました。すると、余剰パワーが常に半分ほどあり、十分快適に視聴できました。現行のMacBookシリーズであれば、さらに余裕を持って“ながら作業”が行えるでしょう。

少し残念だったのが、接続にUSB-Aコネクタを採用している点。USB-Cコネクタであれば、最近のMacBookユーザもハブやアダプタを介することなく利用できます。モバイル用途であれば、極力ハブなどを利用せず、シンプルに接続したいところです。

ともあれ、本製品を1つ持っていれば、外出中も快適にテレビを観れます。夏のスポーツイベントなど、今年は特に利用する場面が増えそうです。

 

屋内での視聴にはアンテナ線に接続

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自宅で利用するときは、放送波を外部入力すると安定受信できます。付属のF型コネクタのアダプタを使えば、アンテナ線につなげられます。

 

CPUの負荷は全体の約半分程度

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「Macで地デジを観ると、負荷が高くてほかの作業ができない」なんてことは過去の話。本製品では、録画しながらでも半分ほどのCPUパワーが残るので、テレビを観ながら事務作業をこなしても問題ありません。

 

 

[SPEC]
[USB接続モバイルテレビチューナ]Xit Stick 「XIT-STK100」
【発売】ピクセラ
【Size】約10.8(H)×22.1(W)×73.9(D)mm
【価格】1万2744円
【URL】http://www.pixela.co.jp/products/xit/stk100/

 

【主なスペック】
【重量】約18g 【備考】消費電力:350mW、受信放送:地上デジタルテレビ放送(CATV/パススルー対応)、アンテナ入力:ロッドアンテナ、外部アンテナ入力端子(MCX)、取得規格:VCCI Class B、インターフェイス:USB 2.0、対応OS(Mac):OS X Yosemite(10.10)以降

 

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私が紹介します!
中村朝美

北海道生まれのITライター兼フリー編集者。



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