アプリ「人体模型パズル」で臓器を正しく知ろう|MacFan

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アプリ「人体模型パズル」で臓器を正しく知ろう

文●藤原鉄頭

ワタクシ藤原鉄頭が、幸せを追い求めて(それもアプリ頼みで)試行錯誤する日常を取り上げていきます。

 

 

臓器って何?

案外ワタクシたちは自分の身体のことを知らない。「たとえばアナタ、人間の身体っていくつのパーツからできてるか、知ってる?」「35億」というのはもちろん冗談だが、これはどういう風に分類するかでまったく違ってくるので、たぶん正解はないというのが正解だ。

身体のパーツの中でも、人間が生命を維持するのに重要な働きをしているのが臓器だ。にもかかわらず、病んだとき以外はスポットも当たらず、どちらかといえばなおざりにされがちな存在である。

と、さも臓器について知っているかのように書き始めたが、実はほとんど知らない。そもそも臓器とは何ぞやということがわかっていない。たぶん身体の中にあるパーツはだいたいそうなんじゃないかと思うが(小学生レベルの回答でお恥ずかしい)、それだと血管や骨はどうなんだという疑問が浮かんでくる。少し調べてみると、脳や血管、骨も臓器だとする考え(臓器=器官という捉え方)とそうじゃない(臓器=内蔵という捉え方)があって、どうにもはっきりしないようなのだ。

というわけでワタクシのような生物オンチにはその範疇がよくわからない臓器だが、一般にイメージするのは、やっぱり胃や腸などの胸部腹部にある器官、いわゆる内蔵じゃないですかね。俗にはらわた、あるいは「五臓六腑」なんて言い方もする。

五臓六腑は伝統中国医学の言葉で、空きっ腹に酒を飲んだときに「くーっ、五臓六腑に沁みわたるねえ」とおっさんが唸る常套句でお馴染み。「五臓」は、肝・心・脾・肺・腎のことで、「六腑」とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦のことである。最後の三焦が聞き慣れないが、実は今も何のことだかよくわからないんだそうである。さすがは中国4千年、医学も奥が深い(最近ではどうやらリンパ系ではないかといわれているらしい)。

これらの臓器は、名前は知っているものの、どんな形状でどういった働きをしているかと問われると、かなり心もとないんじゃないだろうか。かくいうワタクシは以前、便通をよくしようと思いお腹の上から腸の流れに沿って軽くマッサージしようと思ったものの、腸が時計回りか逆回りかわからなくてやめてしまった。また大腸と小腸の順番(どちらが先か)をずっと逆に思い込んでいたという低レベル。今は正解を知ってますけど、皆さんはどうですか?




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