2016.11.21
注目のハードウェアをピックアップ!「Tomofun Furbo ドッグカメラ」
オヤツがポーンと飛び出す!
僕はトイプードルを飼っているのですが、とても寂しがり屋で留守番が苦手。外出中に愛犬の様子を見ようとネットワークカメラを購入したんですが、暗視モードに非対応の製品を選んでしまったため、夜になると真っ暗。それに愛犬は、昼間でもカメラの写らない場所で寝ていたりすることも多く、今ひとつ役に立ちませんでした。そして何より、リビングの様子を家族全員が常にチェックできてしまうので、「覗かれているようでイヤ」とたびたび家族に電源を切られ、結局使わなくなりました。
しかし、犬友達からこうした不満をすべて解決してくれるドッグカメラ「ファーボ(Furbo)」を教えてもらい、これはいい!とすぐに購入してみました。
基本的には愛犬の様子を外出先のスマホから確認するための製品なのですが、本製品の大きな特徴は、スマホ操作で犬のおやつがポーンと飛び出すこと。「自動給餌器+WEBカメラ」はいくつかありますが、うちの犬はドッグフードが現れてもスグには近寄ってこないんです。でも大好きなオヤツなら、爆睡しているとき以外は必ず喜んで食べるので、その様子をiPhone越しに外出先から確認できます。
さらに、録画したり写真に撮ったりしたものを即座にSNSにアップできます。画角は120度という広角なので広い範囲を補えますし、暗くなったら暗視モードに切り替わるので夜でもバッチリ。
プライバシーをしっかりガード
本製品は、オヤツの放出と同時にあらかじめ録音した飼い主の声を再生できるので、オヤツを与える前にワンちゃんがいつも行っている動作などをさせることもできますし、スマホとファーボ間で好きなときに音声会話を楽しむこともできます。また、留守番中にワンワン!と吠えたときはスマホに通知する機能もあるので、防犯にも役立ちそうですよね。
もっとも感心したのは、家族同士のプライバシーを考慮している点。ファーボには1つのアカウントしか登録できないようになっていて、家族で使うには同じアカウントを利用するんですが、「プライバシーモード」をオンにしておけば、ブルートゥース通信を検知して誰かが帰宅すると自動的にファーボがオフになるんです。これなら、部屋でくつろいでいる姿を家族の誰かに外出先から覗かれるといった心配は不要。愛犬家なら絶対欲しくなる1台です。
[SPEC]
【発売】Tomofun 【価格】2万7000円 【Size】130(W)×230(H)×150(D)mm 【URL】http://www.furbo.co/jp/
【その他スペック】
【重量】800g(ACアダプタを除く) 【備考】素材:ABS&PC樹脂(ボディ)、竹&シリコン樹脂(蓋)、カメラ:HD 720P、120度ワイドアングル、4倍ズーム、赤外線暗視機能、音声:スピーカ内蔵、マイク内蔵、ネットワーク:2.4GHz Wi-Fi(802.11b/g/n)、Bluetooth、対応OS:iOS 7/アンドロイド4.0以降
私が紹介します!
早川 厚志
新商品には即飛びつく、Macソフト情報サイト「新しもの好きのダウンロード」主宰。