2016.07.17
知れば知るほど奥深いEl Capitanの仕組みを解き明かす
なぜ必要? UTI
「UTI(Uniform Type Identifier)」は、ファイルや、サーバから送られてきたコンテンツ、コピー&ペースト時にやりとりするデータなどのドキュメント形式をOS Xが識別するのに使用する情報です。たとえばテキストファイルのUTIは「public.text」、PDFファイルは、「com.adobe.pdf」、キーノートのファイルであれば「com.apple.iwork.keynote.key」などと示されます。
さて、UTIがなぜ必要なのかを示す前に、まずはUTIがまだ存在しなかった、大昔のコンピュータの状況を振り返ってみたいと思います。