OS Xの「テキストエディット」の基本と応用をマスターする❷|MacFan

Mac Fanビギナーズ 定番ソフト自由自在

シンプルな見た目だけどドキュメント作成にしっかり使える

OS Xの「テキストエディット」の基本と応用をマスターする❷

文●村田有紀

Macで使える定番ソフトを、インターフェイスから実践的な使い方まで詳細に解説します

【実践2】リストやスタイルを使って目次を作成しよう

 

リスト機能を利用して目次を作成する

複数ページにわたる文書を作成する場合、内容をざっくり確認できる目次を用意しておくと便利です。そこで、リスト機能を使った目次の作り方を解説します。リストは、箇条書きなどに使用するレイアウト表示の1つで、先頭に記号や番号を挿入したり、リスト項目に子となる要素をぶら下げたりといったことが可能です。こうしたリストの特性を利用して連番付きの目次を作ります。

 

篇見出しのリストを作成

(1)例として篇と章で構成される物語の目次を作ります。まずは入力した篇見出しを選択したら、「リスト」メニューから[詳細]をクリックします。

 

(2)リストの先頭に追加する文字をカスタマイズします。[前置文字]に「第」、[後置文字]に「篇」を入力し、[行頭番号/数字]のメニューから漢数字を選択します。

 

(3)(1)で選択した4行の文字列がリスト化され、文頭に「第◯篇」が自動で追加されました。4行目の文末で[リターン]キーを押して改行すると、次の行に「第五篇」と入力されます。この手順を繰り返して見出しを入力します。