2016.04.08
環境に対する責任
アップルは今回のイベントで製品発表に先駆けて、興味深い2つプランを公開した。
その1つ目が環境に関する問題だ。「アップルは常に革新を求めていますが、これは環境保護についても同様です」とアップルの環境担当上級副社長のリサ・ジャクソン氏は述べている。まず大きなチャレンジとして、アップルはストアやデータセンターなどで再生可能エネルギー利用率を100%にすることを目標にしている。2年前から始まったこの大きな目標はすでに93%達成されており、米国や中国を含む23か国では100%再生可能エネルギーだけでの運用を行っているという。
イベント内でも紹介されたその数々の取り組みは、「環境に対する責任」というアップルの公式WEBページにその詳細が紹介されているが、今回新たな取り組みとしてすでに製造された製品のリサイクルと再利用についても研究を続けていることが明らかにされた。
イベントの冒頭、アップルは今年10億台のデバイスを出荷したと発表したが、その資源の使用量は地球全体で見ても無視できないインパクトを持つ。そこで紹介されたのは「リアム(Liam)」というリサイクルロボットだ。