単なる「情報発信」にとどまらないアップルのSNS活用術|MacFan

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Twitterにアップル公式サポートアカウントが誕生

単なる「情報発信」にとどまらないアップルのSNS活用術

文●氷川りそな

アップルがツイッター上に公式サポートアカウント「@AppleSupport」を開設した。文字どおりユーザサポートをメインとするチームの公式アカウントは、開設から10日足らずで20万人以上のユーザがフォローする人気アカウントに。その内容と関係性から、アップルのサポートに対する取り組みを考察してみる。

 

 

 

新しい「名物アカウント」の誕生

3月3日、ツイッター上で興味深いアカウントが活動を開始した。「Welcome to…」というツイート文を第一声にスタートしたのは、「@AppleSupport」 という名のユーザで、名前の横には本人確認済みのバッジが表示されている。正真正銘の「アップル公式」アカウントだ。情報はネットをあっという間に駆け巡り、開設から10日足らずでフォロワー数20万人を超えるという注目のアカウントとなった。

この人気はどこから来るのだろう。SNSなどで開設される企業の「公式アカウント」といえば、広報やパブリックな情報発信的な役割を担うことが多く、ユーザとの交流は一方通行になるのが一般的な傾向だ。実際にこの公式アカウントも、2回目のツイートで「Tips and tutorials from the same Apple Advisors you know and trust - now available on Twitter. #AppleSupport(皆さんおなじみの実績あるアップル・アドバイザーたちが、ツイッター上でもヒントや使い方をご紹介します)」と説明しているとおり、基本的には情報発信を行うためのアカウントのように見えた。




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