2015.11.12
そのディスプレイだけでも値打ち以上! デスクトップ体験の次世代を突き進む
カタログを超えるその実力
例年、ほぼこのタイミングでのリリースが定番化しつつあるiMac。今回のアップデートでは21・5インチモデルにも待望のレティナ(Retina)ディスプレイモデルが登場し、27インチモデルにはインテルの最新CPU世代である「スカイレイク(Skylake)」が搭載されるなど、カタログスペック的にも最新型の名に相応しい堅実なアップデートが施されている。
しかし、「それだけではない」のがiMacだ。大きく変わったものの1つにディスプレイの質がある。iMacの魅力はそもそも薄型なだけでなく、視野角が広く、色ムラの少ないIPS液晶で、クリアで高コントラスト、「sRGB」を十分にカバーするほどの広い色域を持つことだ。新型iMacではこれをさらに推し進め、デジタルシネマ規格の「DCI−P3」ベースにまで拡張した。これにより、従来よりも25%広い色域を持ち、映像や写真を編集するプロユースでも使えるハイエンドディスプレイを搭載するマシンとしての地位を確固たるものとした。