ストレージ/デザイン●新型iMacを速攻チェック!|MacFan

特集 特集

ストレージ/デザイン●新型iMacを速攻チェック!

文●今井隆氷川りそな写真●黒田彰、apple.com

大容量でしかも賢いフュージョンドライブ 接続方式の変更でさらに高速に!/まったく変わっていないのが完成形の証拠 継ぎ目のない美しいボディと充実のインターフェイス

独自のフュージョンドライブ

iMacのストレージはシリアルATA接続のハードディスク、PCIe接続のフラッシュストレージ(SSD)の2系統を内部に持つ。容量面ではハードディスクのほうが引き続き安価で大容量のものを選択しやすいが、速度面ではPCIe接続のフラッシュストレージに6~10倍近い性能差が出ている。CPUやメモリが高速化していってもストレージの遅さが全体のボトルネックとなり、「Macを買い換えても性能アップが体感できない」というデメリットにすらなりつつある。

このためハードディスクはアップルの中でも「レガシー」なストレージとして位置づけられ、すでに同社のノートブックではすべてのモデルがフラッシュストレージへと移行。実際、この「爆速」を体感してしまうと、ハードディスクベースのシステムにはもう戻れなくなってしまったという読者も多いはずだ。それだけユーザ体験におけるストレージの存在は、大きな要素となっている。