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一生役立つゴルフクラブの見極め方③

【第14回】低重心は縦のギア効果でスピンが減る

2017.02.07 | マーク金井

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重心距離、重心深度について説明してきましたが、重心位置を考える上でもうひとつ重要なスペックがあります。それは重心の高さ。これから説明する重心の高さというのは、ヘッド内部に位置する重心の高さではありません。フェース面上の重心の高さ、すなはちスイートスポット位置のことです。なぜスイートスポット位置にこだわるのかと言うと、この位置が高いか低いかで、クラブ(ヘッド)の性能がガラッと変わってくるからです。

では重心の高さ(スイートスポット位置)は性能にどんな影響を及ぼすのか?

ドライバーやFW、ユーティリティといったウッド系クラブの場合、重心が高いほどスピンがかかりやすくなります。対して、重心が低くなるほどスピンがからりづらく(低スピン)、なります。まずはこの原則をしっかり覚えておいて下さい。かつては高重心の方が吹き上がらない(低スピン)と言われてましたが、これは間違いです。昔のドライバーの場合、高重心ドライバーの多くはリアルロフトが非常に少なく、ロフトが少ないことでスピンが少なかったのです。

では、なぜ重心が低いとスピンが減るのか?

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