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一生役立つゴルフクラブの見極め方③

【第1回】重心が深くなるほどミスには強くなるが、重心が深くなるほど重心は高くなる

2017.01.20 | マーク金井

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これまで重心深度について説明してきました。重心が深くなるほどボールが上がりやすく、ミスに強くなります。最近の市販ドライバーやFWを見ると、やさしさをアピールするモデルほど「深重心」をアピールしてますが、「深重心」になるほどヘッドスピードが遅くてもボールが上がりやすく、そしてミスに対する許容範囲が大きいからです。

対して、飛距離をアピールするドライバーやFWの多くは「重心を浅め」に設定しているとアピールしています。FWだとテーラーのロケットボール、ドライバーだとR11s、ピンのi20、プロギアのナブラブラック、ダイワの新しい黒オノフなどは、意図的に重心を浅くすることで低重心を実現。これにより低スピン弾道で飛距離を稼げるように設計されています。

言い換えると、ドライバーやFWにおいては「深重心」と「低重心」というのは両立しません。クラブによっては「深重心で低重心を実現」などとアピールしているモデルもあったりしますが、これは鵜呑みにしない方がいいでしょう。こんなことを謳っているクラブは重心がそれほど低くないか、もしくは重心がそれほど深くない場合がほとんどです。

では、なぜ重心を深くすると重心が低くならないのか?

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