野球のバット、テニスラケット、ゴルフクラブ。これらには打球面上に芯(スイートスポット)があって、芯で捕えた時に手応えが良く、ボールを遠くに飛ばせます。飛距離はスピン量も強く影響しますが、ボール初速を出すには芯で捕えた方が有利です。
では、ゴルフクラブの芯(スイートスポット)はどこにあるのか?
ゴルフクラブはシャフト軸線上に打球面がありません。シャフト軸線から外れた位置に打球面(フェース面)があるので、重心距離、重心の高さ、そして重心の深さ(これは野球のバット、テニスラケットにもあります)があります。
そして、飛距離やスピン量に影響が大きいのが重心の高さです。メーカーのカタログやゴルフ雑誌のクラブ企画では、「○○は低重心で飛ぶ」とか「××は高重心」とか書いてあります。どのクラブも重心の高さについて言及してます。特にドライバーに関しては、ほとんどのメーカーが「低重心」を謳っています。