ゲーム専用機ユーザーの「いま」と「これから」: 4 ゲーム産業をデータで読む
【第8回】第8章 ユーザーはオンライン化した『ドラゴンクエストX』をどう見ている?
2016.05.13 | 光井誠一(株式会社ゲームエイジ総研)
2012年8月2日、ゲームマーケットを代表するトップブランドとして長きに渡りそのポジションを守り続けてきた『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作、『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(以下、DQX)が発売された。メインシリーズとしては前作の『ドラゴンンクエストIX 星空の守り人』から3年振りの発売で、プラットフォームは前作のDSからWiiに変更された。
据え置き機で最も多く普及しているWiiを選択したことは、同シリーズの「その時点で最も普及しているハードで発売する」という基幹戦略に適っているといえるだろう。