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【第10回】3,Kisaraz - (1)

2016.12.20 | 彩田眞里

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3,Kisaraz

 

「開けろう! 開けんと爆破するぞ!」

 男達が、ある邸宅のドアの鍵穴二つを塞ぐ様にそれぞれ小型爆弾を仕掛けた。

「離れろ! 三、二、一、爆破!」

 ズドコーンと夜明け前の紺色の空に轟が鳴り響いた。

「ははは。鍵穴が壊れてドアが開いたぞ!」

 ドアを足で蹴って開け、五人組の男達が邸宅に突撃した。

「面を出せ! 東金照信っ! 貴様がそこにいるのは分かっている!」

 五人組は次々に家のドアを開けるが、誰もいない。

「ツラをだせいっ!」

 男達はそう怒鳴りながら、部屋のドアを開け続けた。

「どこなんだ? ちゃんと探したか?」

「あっ、すいやせん。寝室のクローゼットを見てませぇん」

「よしそこだ!」

 五人組は二つのベッドが並ぶ寝室にドタドタと入った。

「ニオイがするぜ」

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