【第04回】死を知る「いのち」の教育 | マイナビブックス

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姉としての「子育て」

【第04回】死を知る「いのち」の教育

2016.08.31 | 福澤唯

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私は、「お肉」が大好きです。焼肉も、しゃぶしゃぶも大好きです。しかし、私は、私のお腹を満たしてくれる、その「お肉」がどこから来るのか、きちんと考えたことがありませんでした。

みなさんは、「お肉」について考えたことがあるでしょうか?
みなさんは、生き物が刺し殺されるところを見たことがあるでしょうか?

 

闘牛

 

スペイン・バルセロナでガウディの作品を堪能した後、あるものを見るために、マドリッドを訪れました。それは、闘牛です。

数年前までは、バルセロナでも見ることができた闘牛ですが、動物愛護団体が闘牛廃止を求める運動をしたことで、バルセロナでは闘牛を見ることができなくなりました。バルセロナで仲良くなったレストランのオーナーも「あんなかわいそうなもの、見れないよ!」と言っていました。

“あんなにかわいそうなもの”とは一体どんなものなのか、実際に闘牛場に足を踏み入れてみることにしました。

――確かに、かわいそうでした。

私が、それまで闘牛に対し持っていたイメージは、“赤いマントで牛をかわす”というような感じでした。
まさか、公衆の面前で、牛が刺し殺されるとは思ってもみなかったのです。

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