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【第6回】第四章 学生のときの出来事

2017.03.23 | 内田宰良

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第四章 学生のときの出来事

その1 中学校の時代

 

 わたし『   』の中学校の校名は「     」という。わたしの家では上の兄姉が通った中学校に入るのが当たり前だったのでわたしもそうした。

 中学1年の担任の先生はGだ。同じクラスには仲のいい友だちになったF、Hがいた。

 どうも好きになれないYという子もいた。Yというのは粗暴で品が良くなかった。Yと一度だけトラブルがあった。Yからの遊びの誘いを断ったからだ。今から思うと些細なことだが当時は悩んだ。親には話したことはなかった。そんなときに気持ちの上で助けられたのは仲のいい友だちだ。

 中学1年のときの成績はあまり良くなかった。成績表を家に持って帰るのが嫌だった。親が兄姉との比較をするのが嫌だった。

 中学1年のときの同じクラスに好きな子がいた。

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