【第4回】奈良県 日本にピラミッドは実在した!?
2016.02.16 | ナリタマサヒロ
広島県のページでもご紹介したように、いわゆる「日本ピラミッド」と称される遺跡は、たいてい、山の中にあり、その大半は三角形の形をした自然の山である。
しかし、世の中は広いもので、奈良の住宅地の真ん中に、あきらかに人の手による石造りの段丘式ピラミッドが存在するのだ。
その史跡の名前は、「頭塔」という。
一辺が32メートルの正方形の基壇の上に、7段の基壇が高さ10メートルにまで積み重ねられており、いわゆる階段式ピラミッドそっくりの外観をしている。