【第1回】第一章 台湾へ | マイナビブックス

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台湾で子育て~幼稚園、学校選びと台湾での生活~

【第1回】第一章 台湾へ

2016.01.27 | 山田美香

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保育園をやめる

 

こーちゃんは台湾に行く一カ月前に区役所、保育所に連絡し、保育園をやめる手続きをした。保育園はやめたくなかったが、やめないと保育料が必要となるためやめた。三歳児クラスなので再入園できなくても近隣に私立幼稚園が多いのであまり考えずやめる。

飛行機に乗る!

 

台湾の場合、九十日以上滞在する場合には査証(ビザ)が必要になる。ビザを発行してもらうため、名古屋に住んでいるこーちゃんと私たちは、大阪の台北駐大阪経済文化弁事処へ向かうことに。大阪駅から地下鉄の四つ橋線に乗り換えて肥後橋駅から歩いて一分ほど。大阪駅からタクシーでもあまり遠くない。エレベーターを降りると、半年未満の滞在の場合は停留ビザを取る。貰ったが、三カ月半滞在するにはビザの期限が足りない。台湾入国後、台湾各都市の移民局でビザ延長の申請を行うように教えられた。

現在日本人は、ノービザで台湾に三ヵ月はいられるので、三ヵ月半という中途半端な期間なので停留ビザをとり、その後たった二週間のために台湾でビザの延長申請をする羽目に。台湾では四ヶ月以上滞在すると全民国民保険という台湾の全民健康保険にも入れる。台湾での医療保障を考えると全民健康保険に加入できない三カ月半はあまりいい期間とは言えない。四カ月滞在した方がいい。日本で海外旅行保険に入ると三カ月半では一人で二万五千円ほどかかる。それは赤ちゃんも、幼稚園児も同じ。

ただ、日本の健康保険の場合は海外療養について、例えば、同じ内容の診療に対して日本でかかったものと同じ額程度の保障がある。市役所、区役所の窓口に連絡すると、「日本の同額程度の保障があるといっても、例えば台湾のように日本より物価が安い国の場合は台湾での診療費が保障されるだけかもしれません」ということだった。

短期停留ビザの申請

 

下の申請については、すべて台北駐日経済文化代表処のホームページから引用したものである。(台北駐日経済文化代表処http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=210931&CtNode=11236&mp=202&xp1=

停留ビザは滞在日数百八十日以内の短期ビザで、居留ビザは滞在日数百八十日以上の長期ビザのことである。停留査証の必要書類は次のとおりで、郵送申請はできない。

・旅券:残存期限が六ケ月以上

・ビザ申請書:一通(必ず本人の署名が必要)。台北駐日経済文化代表処ホームページ(https://visawebapp.boca.gov.tw)で登録し、印刷、署名をする。

・写真:二枚(4センチ×5センチ、申請日から六ケ月以内に撮影したもの)

・帰国用の航空(乗船)券あるいは次の目的地への航空(乗船)券

・ビザ手数料

停留ビザ<シングル> 五千円、即日発給手数料 二千五百円

停留ビザ<マルチ> 一万円、即日発給手数料 五千円

翌日発給だが、即日発給もできる。しかし手数料50%増しである。

・申請受付時間(月曜日~金曜日)

午前:9:001130(交付は1200まで)

午後:13001600(交付は1700まで)

居留ビザの申請

 

お父さんが台湾で仕事をする場合、家族の呼び寄せには、旅券、申請書(台北駐日経済文化代表処ホームページから登録)、写真二枚(3.5センチ×4.5センチ、6ヶ月以内)、戸籍謄本(三ヶ月以内)の原本と写し各1通)、呼び寄せ人(お父さん)の「外僑居留証」両面コピーが一通必要。ただし呼び寄せ人と同時に申請する場合は不要である。お父さんの居留ビザ申請には中華民国関係官庁許可書原本と写し各一通が必要だ。手数料は、居留ビザ<シングル> 六千円、即日発給手数料 三千三百円、居留ビザ <マルチ> 一万三千二百円,即日発給手数料 六千六百円である。

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