【第10回】群馬県 家康が本気で恐れた山城 | マイナビブックス

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日本全国小さな歴史発見の旅 東日本編

【第10回】群馬県 家康が本気で恐れた山城

2016.03.16 | ナリタマサヒロ

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 小説家・池波正太郎が得意とした、いわゆる「真田もの」を集大成したといわれる長編歴史小説に『真田太平記』がある。本作品のファンであれば、「岩櫃城」の名を聞けば、何かしら、心に騒ぐものを感じることだろう。

 

 群馬県吾妻郡東吾妻町に位置する岩櫃山は、標高802メートルの岩山で、吾妻八景を代表する景勝地として知られている。その東側にあった山城の岩櫃城は、吾妻郡支配の中心的役割を担う城であり、武田信玄の上野進出に際して、属将の真田幸隆が落城したことにより、以後は、真田氏が城主となった。

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