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目指せ購買改革! ~会社を強くする調達・購買部門の作り方~ 第二巻

【第21回】第六十八話 コンサルタントの信念とお客様の言葉

2017.05.16 | 野町直弘

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先日あるお客さんからメールをいただきました。
このプロジェクトはサブコンとして弊社から数名のメンバーが入っていたので、実は私自身はこの方にお目にかかったことが数回しかなかったのですが、プロジェクトの完了についてわざわざ御礼のメールを直接送っていただいたのです。
 
たいへん嬉しく感じました。
 
このプロジェクト自体は順風満帆とは言い難いもので、難産の末今回完了にいたったものです。
過去にはお客様にご迷惑をおかけしたこともありました。
 
しかし今回いただいたメールの「有難うございました」という一言、これで弊社メンバーにとっても私にとっても「お客さんのために頑張ってよかった、頑張った甲斐があった」と感じることができたのです。
 
今回の件で、私がまだ駆け出しコンサルタントの時代の一つのトピックを思い出しました。
 
そのプロジェクトはある企業さんの事業の分社化に伴うオペレーション再構築のプロジェクトであり、その中で私は物流担当となり、新しい物流拠点および物流網の企画を担当したのです。
まだ駆け出しのコンサルである私は物流の経験も少なく上司であったチームリーダーの指示を受けながら作業を進めればよいと考えていました。
ところがその上司は優秀な方だったのですが、殆ど現場のノウハウを持っていませんでした。またチームリーダーであったにも関わらず殆ど客先に来ることもありませんでした。
 
正直言ってどうしたら良いかわからない状況。お客さんからもいろいろ厳しいことを言われました。

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