【第25回】佐久侵攻戦 | マイナビブックス

100冊以上のマイナビ電子書籍が会員登録で試し読みできる

戦国サラリーマン 山本勘助②

【第25回】佐久侵攻戦

2015.12.09 | ナリタマサヒロ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

佐久侵攻戦

 

この「幻の戦い」の原型は、おそらく、天文十六年の八月の信州・佐久地方の志賀城攻めの際に行われた「小田井原の合戦」であろうと見られている。

もともと、武田家は信虎時代から、佐久地方に侵攻し、一日に三十六もの城を落とすなどの破竹の快進撃を行なっていた。

この地域のうち、南佐久を治める在地領主の大井氏は、早々に恭順の意を示したことから、信虎を追放して家督を継いだ信玄は、侵略の矛先を佐久から諏訪に変更した。

続きをご覧いただくには、会員登録の上、ログインが必要です。
すでにマイナビブックスにて会員登録がお済みの方は下記の「ログイン」ボタンからログインページへお進みください。

  • 会員登録
  • ログイン