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文芸 >> 詩歌


新しい人生 Selected Shorter Poems 1981~2013 vol.1

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福間健二の選詩集第二弾。「いまを生きる言葉」がここにある。

2011年に萩原朔太郎賞と藤村歴程賞をダブル受賞して「これからの現代詩の方向を決定する」(井川博年)とまで言われた『青い家』の詩人、映画監督としても活躍する福間健二の選詩集の第二弾。新作をふくむ53の詩篇を宮本隆司の写真63枚とともに収録。福間健二は、ブルースをうたいながら、ふしぎな物語と明るさを引きよせる。『新しい人生』のタイトルが示すように、その詩は、いつも未知へと踏み込む人生の冒険を求めている。解けない難問だらけのこの世界の地面に足をおきながら、どこまでもポジティヴに動く「いまを生きる言葉」が、ここにある。

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目次

 

【第1回】Chapter 11
【第2回】なぜいつもそんなに酔う?
【第3回】南国の夜
【第4回】二度寝しないために
【第5回】二度目に誘われたとき
【第6回】二匹の賢い動物
【第7回】Chapter 12
【第8回】背後の水
【第9回】走れ、絹子
【第10回】光のなかにいる
【第11回】百福図
【第12回】復活
【第13回】フワフワ注意報
【第14回】Chapter 13
【第15回】冬の入口
【第16回】牧歌
【第17回】ぼくは命令した
【第18回】ぼくは料理人
【第19回】ポジティヴ<
【第20回】Chapter 14
【第21回】マイ・フェアリー・ガール
【第22回】マゾヒスト
【第23回】まだまだ
【第24回】ミスキャスト
【第25回】もちろん、いまでも
【第26回】問題はあとひとつだ
【第27回】Chapter 15
【第28回】問題の彼女
【第29回】誘惑
【第30回】夢のかたすみで
【第31回】予定外の年の瀬
【第32回】夜中に看守と話をした
【第33回】Chapter 16
【第34回】四階の窓から
【第35回】竜のかなしみ
【第36回】ルールの説明
【第37回】ロマンティック
【第38回】わかりやすいトマト
【第39回】Chapter 17
【第40回】青い部位はないのに
【第41回】青い炎
【第42回】悪への挑戦
【第43回】朝
【第44回】新しい人生
【第45回】Chapter 18
【第46回】新しい村
【第47回】雨のとおる夜
【第48回】いそがしい宇宙人
【第49回】行ってきた
【第50回】犬を連れて
【第51回】いま
【第52回】Chapter 19
【第53回】いまは、そのために
【第54回】牛
【第55回】うれしいこともあった
【第56回】臆病者
【第57回】おせっかい
【第58回】Chapter 20
【第59回】弟たち
【第60回】大人になって
【第61回】思い出
【第62回】愚か者の町
【第63回】落としましたよ
【第64回】NOTES

 

 

 

【写真】

宮本隆司(みやもと・りゅうじ)

  一九四七年、東京生まれ。生後数ヶ月で両親の故郷、徳之島伊仙村面縄に移り住む。建築雑誌編集部員を経て写真家として独立。一九八九年、「建築の黙示録」「九龍城砦」により第?回木村伊兵衛写真賞受賞。一九九六年、阪神淡路大震災、建築被災写真展示により第6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展金獅子賞受賞。二〇〇五年、大型ピンホール写真展示等の世田谷美術館個展により第?回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。二〇一四年、「徳之島アートプロジェクト」実行委員会代表。

ふくまけんじ

福間健二

1949年、新潟県生まれ。詩人・映画監督。詩のほかに、翻訳、映画批評など、幅広く活躍してきた。英文学と表象文化論の研究も。近年は映画にも本腰を入れている。2011年、詩集『青い家』で萩原朔太郎賞と藤村歴程賞をダブル受賞。そのほかの詩集に現代詩文庫版『福間健二詩集』99、『秋の理由』00、『侵入し、通過してゆく』05など。映画監督作品に『岡山の娘』08、『わたしたちの夏』11、『あるいは佐々木ユキ』13など。