制作会社の提案力の底上げと
収益力向上を手助けできるCMSをつくりたい

制作会社の課題を解決したい

「Web制作会社の収益構造を改善する手助けができれば」

リーフワークスの澤 健太さんは「パレットCMS」の開発動機をそう語ります。

商品や顧客のデータベース管理をはじめ、外部サービスとの連携といった機能の実装が求められる近年のWeb制作では、開発にかかるリソースの比重がますます高まっています。そうした傾向はバックエンドの開発を外部に委託する制作会社にとって大きな負担になっています。

「費用の増大に苦しむWeb制作会社の姿を数多く見てきた」という澤さんは、専門的なプログラム知識がない人でも高度な機能を実装できるCMSがあればと考え、「モジュール」と呼ばれる機能パーツを組み合わせることで、会員登録や決済、フォームやメール配信、さらにはレビュー、お気に入りといった機能を実装できるパレットCMSを開発しました。「JavaScriptでデータベースを操作できるスキルがあれば、十分に活用できるように設計した」といいます。

用意されているモジュールは10種類あり今後も拡充予定。これらを組み合わせることで、多様なWebサービスを自由に設計できます。

「求人情報サイトの場合、単に求職情報を掲載するだけではありません。例えばターゲットを絞り込む機能やスカウトメールの配信、他の求人媒体と連携、さらには課金といった機能を必要に応じて実装できるようになっています。しかも、ビジネスのスケールアップと連動して機能を拡張することも容易です」

ちなみにパレットCMSは、ソフトウェア部分だけでなく、開発環境もクラウド化済み。ソフトウェアのインストールはもちろん、メンテナンスの手間がかかりません。「運用にかかる労力をできるだけ小さくしたい」という想いで、随所に気を配った設計がなされているというわけです。

低コストで高機能なサイトを

パレットCMSには、「スケッチ」と呼ばれるテンプレートが用意されています。現在用意されている6種類のスケッチは、「イベント情報サイト」や「一括見積もりサイト」、サブスクリプションのビジネスモデルを構築できる「ファッションレンタルサイト」など、いずれも実践的なもの。　これらを活用すれば、低コストで高機能なサイトをスピーディに立ち上げることができます。

「制作会社には、スケッチを活用してできた余裕をデザインやディレクションといった、もともと得意とする領域に存分に振り向けてほしい。それは結果としてエンドユーザーにとってもメリットになるはず」

なお、利用料金については、初期費用が不要なプランからスケッチを活用したプラン、使用モジュール数や処理能力に応じた本格的なプランまで細かく用意され、状況に応じて選択できます。

「パレットCMSは小規模からエンタープライズまで、幅広く対応できるよう設計していますが、制作会社にとって費用対効果が高いのは、バックエンドの外注が発生する中規模クラスの制作案件だと思います」

“制作会社とともに歩むCMS”ともいえるパレットCMS。興味ある方は、ぜひパレットCMSサポートチームに問い合わせを。　

企画協力：株式会社リーフワークス