ウェビナーは「いつ」「どんな形で」開催するべき?|WD ONLINE

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【音声連載】これから始めるウェビナー

ウェビナーは「いつ」「どんな形で」開催するべき? 【音声連載】これから始めるウェビナー #2

本連載では「これから始めるウェビナー」というテーマでインタビュー音声を公開していきます。

話し手:増田 大介さん
株式会社ネクプロ/コミュニケーションデザイナー。演劇ディレクターなどのUXデザインも行う
https://nex-pro.com/

第2回は「企画編」。ウェビナーマーケティングを支援するネクプロの増田さんにお話を聞きましたので、下の埋め込みより【インタビュー音声】をご視聴ください!


【今回の要約】

Q.ウェビナー開催にあたって「テーマ」や「参加者に対する仕掛け」を検討する際、知っておきたいポイントは?

A.
まず、「なぜウェビナーをやるのか」「やることで何を達成したいのか」を明らかにしておいてほしい。 それは、どんなに素晴らしいコンテンツ企画を並べたとしても、目的がなければ意味がないから。

企画のつくり方でいえば、 「起承転結」というよりは、「結論」をまず述べて、それに対する「ファクト」を挙げていく順序がベター。

Q.開催する際の「曜日」「時刻」「時間帯」「配信時間」はどう決めればいい?

A.
コロナ渦で人の行動時間は変わっており、従来のセオリーが通用しない感覚がある。 ターゲットの業種等によって生活時間はバラバラであるため、何パターンか試して検証していくことが必要。

「短い時間での開催&アンケートの回収」などを繰り返すことで、参加率が高い時間を探していく。

Q.「生配信」「擬似ライブ」「オンデマンド」といった配信形態で、それぞれの特徴、選び方のコツは?

A.
生配信は「どうしても、その時間にしか見れない」というものなので、コンテンツ力勝負。出演者のヒキ(集客力)に期待できるといった状況なら、参加意識は高まりそう。

擬似ライブは、予め収録した動画を任意の時間で流しながら、チャットを通じて参加者へリアルタイムで対応できる方式。複数回配信して効果検証できることから、視聴情報の収集やアンケート回収といった営業用途でのウェビナー活用に適している。

オンデマンドでは、いつでも見ることができる反面、参加意識は下がる傾向。医療関係者など、予定が読みにくい参加者層に向けてのウェビナー向け。また、「研修プログラム完了に視聴が必要なので、●日までにみてください」など、必ず見てもらえるような工夫も必要。

【各回のテーマ】

第1回 そもそも編
(ウェビナーのメリット/難易度と全体像)

第2回 企画編
(テーマ決めのポイント/開催する時間帯や尺/配信形態の決め方)

第3回 収録&編集編
(機材・環境の準備/話しベタのためのテクニック/編集のコツ)

【次回予告】

次回は「収録&編集編」を2021年5月に公開予定です!