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特集一覧 Web Designing 2019年10月号

Microsoft Teamsで社内のチームワークを高める メールからチャット、オンライン会議、さらにはファイル共有に共同編集まで1つのアプリで行う!

社内でチームワークを最大限に高めるためのTips14
Illustration_國廣稔

役割分担が進むと同時に働き方の多様化も進むWeb・アプリ制作の現場。ネット経由のコミュニケーションの重要性は日増しに高まり、その「質」が、制作の効率化はもちろん、制作物のクオリティにも影響を与えるようになっています。

それゆえの新たな課題も生じています。メール、チャット、オンライン会議とネットコミュニケーションの形が多様化し、ファイルのやりとりや共有、共同編集といった、コミュニケーションに付随する部分の重要性が高まることで、ツールの選び方が難しくなっているのです。皆さんもよくご存じのとおり、それぞれのフェーズをこなすための優秀なツールは数多く存在しているのですが、それだけではコミュニケーション全体を管理することができないのです。たとえばチャットをしていて、そのままオンライン会議をしようとなった場合に議事録を引き継ぎながらシームレスに移行ができるか。ネットコミュニケーション時に欠かせないファイルの共有や共同編集ができるか。こうしたニーズは今後より大きくなっていくことが予想されます。
そこで注目してほしいツールが「Microsoft Teams」。チャットやオンライン会議はもちろん、メールやOutlookの予定表も取り込み、ファイル共有、共同編集などの付随機能も充実させたコミュニケーションのハブとなる統合ツールです。ここではコミュニケーションにまつわるトラブルやロスを解消しうるTeamsのメリットを紹介します。

 

コミュニケーションの質を上げる[ツール選択]:チームのコミュニケーションツールを「1つ」に統合する

チーム内コミュニケーションでは、メールやチャット、オンライン会議、ファイル共有など、さまざまな方法をケースバイケースで使い分けていると思います。しかし、後で必要な情報を見返し、確認したいときに、どのツールでやりとりしたのかがわからなくなることも多いのではないでしょうか。そんな課題を解決するのが、Microsoft Teams。ビジネスチャットツールのようにグループ内でスピーディな会話を行えるだけでなく、メールからオンライン会議に至るまで、さまざまな情報交換を1つにまとめられるコミュニケーションのハブとなる統合ツールです。

 

 

 

ファイルのやりとり・保存も一括化[ファイル共有]:動画も画像も書類もチームでスマートに共有

Teamsの魅力は、コミュニケーションだけでなく、データやファイルの共有・管理も、他のサービスを使用することなくTeamsに一本化できる点です。ファイルを会話用のチャネルと紐付けて共有することができるため、必要なメンバーに、必要なファイルを共有するといったことが簡単にできます。また保存場所を一元化できるため、後々、どこに保存したのかと迷うこともなくなります。万が一、格納場所がわからなくなっても強力な検索機能が用意されているので安心です。Teamsを使うことで、チーム内のデータ共有がどんどんスマートになっていくはずです。

 

 

 

Officeを最大活用[共同編集]:デバイスも場所も選ばずいつでもOfficeファイルを共同編集

一般的なファイル共有サービスの場合、ファイルの中身を確認したいときはいったんファイルをダウンロードし、対応するソフトウェアで開く必要があります。一方Teamsには、共有しているOffice文書を即座にプレビュー・編集できる機能が備わっています。このシームレスさは、まさにマイクロソフトならではのメリットだといえるでしょう。その上、TeamsにはWebブラウザ上でOfficeファイルを直接編集する機能も備わっています。マシンにOfficeアプリが入っていない環境でも、何の心配もなく文書を閲覧・編集ができるというわけです。

 

掲載号

Web Designing 2019年10月号

Web Designing 2019年10月号

2019年8月17日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

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【複数拠点】【リモートワーク】
場所に縛られない働き方

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高齢化や人口減少など、地方が抱える課題は山ほどあります。
一方で、インバウンドによる地域資源の再発見やITインフラの整備など、
ポジティブに捉えられる話題もあります。
もちろん地方の自治体・民間企業は今、大きな課題に対し真摯に取り組んでいますが、
WebをはじめとするITスキルのプロフェッショナルの力を必要としているのです!

WebやIT業界で活躍する制作会社をはじめとしたプロフェッショナルのみなさんは、
今そこにある地方の課題解決に多少なりとも貢献できるスキルを持っていると言えるでしょう。
また、ネットワーク技術の進化は働く場所の自由度を大きく広げました。
自分の理想とするライフスタイルに合わせて、住む場所をはじめ関わりを持つ地域の選択肢も増えています。
そこで、企業や制作会社の地方も視野に入れた働き方の可能性も追求していきます。


また、ネットワーク技術の進化は働く場所の自由度を大きく広げました。
自分の理想とするライフスタイルに合わせて、住む場所をはじめ関わりを持つ地域の選択肢も増えています。
そこで、企業や制作会社の地方も視野に入れた働き方の可能性も追求していきます。



●地方が抱える課題とは
・制作会社の力が活きる地方のニーズ

●地方におけるWebビジネスのヒント
・制作会社の強みを活かす 考え方と実践
・今行われている地方でのビジネスとは?

●自治体側の受け入れ態勢や協業、助成金

●地方との繋がり方
・「移住」は手段の一つ。「住まなくても繋がる」関係性

●企業で考えるべき「働き方」
・地方志向の社員を活かすための制度導入
・サテライトオフィス、在宅リモートなど事例

【本誌内注目の一文】
■本当の魅力を発見して伝えていくためには、外から来たヨソモノ視点が必要

■まずは参加して、違う環境に関わってみよう

■都市部の高齢化問題の先進事例はローカルにある

■地域外の人材が地域づくりを担い変化を生み出す

■WebやITを生業とする方であれば、自身のスキルを活かす形でも関係人口になれます

■特別な理由がなくても全社員が選べる働き方として、テレワークを活用している




【スペシャル記事】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

より高速に、よりクリエイティブに!
共同制作の質を大きく向上させる新定番ツール

Adobe XDで進化するWeb・アプリの開発プロセス

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